見下すとは
その言葉通り
下を見る事である
見下す人は
下ばかり見ている
夢を叶える人は
上を見ている
人と一体になる感覚は
高次元での記憶を
人々に思い出させる
人と繋がった時の高揚感や
解放感や万能感は
神の世の記憶の一雫である
ホラー映画などを観ても分かるように
恐怖は孤立によって極限まで高められる
誰も助けに来れない
誰も助けてくれない
と信じさせることによって
人々を心からバラバラにすること
それこそが恐怖を醸造する
人は単体では本当の力を発揮出来ないように作られている
高次元の存在であり
高次元の存在であるが故に
複数の人が集まり一つの集合的な生命
高次元体としての生命を形成する
その力は個人の次元を文字通り超えており
その力を保持している限り
この世で恐れるものなど特にないのだ
そのため恐怖を生み出すには
人をバラバラにする必要がある
それによって存在の次元を貶め
低次元の存在として生きるように仕向ける
さて私たちは
神から切り離されている
神とは誤解の多い単語であるが
人より高次元の存在である事は全てに共通する
一つの意味としては
人の本来の在り方は「神」であると言える
バラバラになるとは神と切り離される事であり
神と切り離されるとはバラバラになると言う事である
神に対する間違った認識を広める事
宗教的である事を嘲笑う風潮を作り出す事
スピリチュアリズムを骨抜きにし
健全な批判的思考を持つ人を離れさせること
それらは全て神離れを促進し
神とは隣人であり
大地であり海であり空であり
この星そのものである事を忘れさせる
それらとの繋がりがより高次元の生命の在り方であり
その力は人の集合した神の次元を上回る
それらと繋がっている限り
私たちは無限の存在であり
無限の進化の階梯を登る霊魂として
恐れもなく生きる事が出来る
私たちは今隣人から益々切り離されている
家族や友人からも大地からも空からも
画面越しで繋がっているつもりでいるが
この画面は集権的存在のスイッチ一つで
切られてしまうものである
人との繋がりをスマホやパソコンや
画面を通したものだけにしようとする動きが加速しているが
それは人々の分断を目的としており
それは人と神を切り離す事であり
そして恐怖を作り出し易くするための
システム作りである
次元の高いものを
低いものと交換するときは
充分気を付けた方が良い
本来は交換など成り立たないものだから
例えば
魂と引き換えにこの世で何を獲ても
とても釣り合うものではない
魂の穢れと引き換えに
この世の富を手に入れても
それは幻のために現実を差し出す事である
この世で魂ほど蔑ろにされているものはない
魂を大切にするのならば
嘘などつけないからだ
魂とは真実である
真実を歪める行為は
魂を歪める
真実を隠す行為は
魂を曇らせる
真実を語ることは
魂について語ることである
この世で決して手に入らないと言われている
無償の愛や
永遠の生命や
究極の真理や
真の自由は
全て魂の性質であり
魂を持っているが故に
全ての人が持っているものであり
それを顕現したい欲求が
この世でそのようなものを求めてやまない心として
現れているのである
決して魂を売る事によって
得られるものではなく
魂を売るということは
求めてやまないそれら全てを失う事を意味する
