思考以外の精神活動

思考は積み上げていく精神的活動である

因があり果がある

そしてそれを新たな因として

次の果を求める

しかしそれとは異なる精神の活動がある

思考では決して分かるべくもない事を

認識する力が

人の現状の進化段階においても備わっている

直観

共時性

テレパシー

遠隔視

様々な呼び名はあれど

思考とは異なる精神の使い方によって

それらは行われている

筋肉と同じく使わなければ鍛えられない

それらは思考という精神の使い方

ではないという事が肝である

推理でも知識でもない

そのような精神の使い方を止めるところから始まる

受け入れやすい形

なるべく簡単に

受け入れ易い形にした方が良いと

誰もが考える

しかし

受け入れ易い形にしたものは

人の中に残らない

聞いている間

読んでいる間

観ている間

束の間の理解があるだけ

本当は何も分かっていない

何故なら何も変わっていないからだ

受け入れ易いものとは

あなたが変わらなくても理解出来るものであって

それがあってもなくても

あなたは変わらない

故に残らない

理解するために努力する必要がある時

あなたは能動的にならなくてはならない

その体験はあなたを変化させる

その変化があなたに刻まれ

年輪の様に残るのだ

希釈と次元上昇

濃度が高いと物質に作用する

濃度が低くなり

ある閾値を下回ると

アストラル体への影響が強くなる

物質的には存在せず

波動のみが存在する状態

それは物質の次元を超え

アストラル体へ作用するようになる

放射性物質

電磁波

化学物質

そういったものが

物的に全く検出出来なくても

私達は心に影響を受けている

共鳴

例えれば

天国からの電波と

地獄からの電波が

この地上には飛び交っており

どの電波を受信するかが

あなたに委ねられている

人は共鳴体として優れており

あらゆる周波数に自分を合わせる事が出来る

心を重くすれば

低い周波数に

心を軽くすれば

高い周波数に

といった具合に心の在り方を変えることで

受信する周波数を変えることが出来るのだが

人は未だに心の状態を外界に委ねている

心を自分自身で選ぶという在り方に馴染んでいない

その為

一度心が重くなれば

地獄の電波を受信し続け

更に心を重くして

世を恨むことにより

更に地獄の深みへと落ちてゆく

心を選ぶには

流されない力と

洞察力が必要である

どんなにあなたが正しくても

心が重ければ

地獄の電波を受信していることに変わりはないのだ

そしてその状態で思い付く全ての思考は

地獄由来である

その状態で思い出す出来事は

地獄のような記憶しかない

だから相手を嫌いになる

あなたの心が軽く

天国からの電波を受信しているならば

思いつく全ては神を讃える音楽であり

思い出す全ては天国の記憶であり

誰であれ人を愛おしく思ってしまう

地獄を悦びとするものは地獄に棲み

天国を喜びとするものは天国に住む

それを選ぶ力は

一人一人にあり

その力を養っていくことこそ

幸せに生きる道を歩むということなのだ

互いに包み込む

二次元上では不可能なメビウスの輪や

三次元上では不可能なクラインの壺のように

互いに包み込むという

一見不可能そうなことも

心の次元においては可能になる

そしてそれが

愛し合うという事なのだ