内も外もない

裏と表

内と外

有と無

それらは在るように見えて実はない

元々無かった

未来に於いてもない

同じものなのだ

ただ今という瞬間に於いて

在るように見えるもの

それが在るということで

無いように見えるもの

それが無いということ

しかしそれらは同じものなのだ

私たちが夜空を見上げる時

同時に己の内側を覗いている

己の中を中から観ている

あなたが己の内を感じる時

あなたは宇宙の躍動を感じている

あなたを包む宇宙という神を

あなたが包んでいる

それがあなたの世界

神と人の関係も

有と無

外と内に似ている

あなたはこの瞬間人で在るように見えるが

神なのだ

メビウスの輪の表と裏のように

メビウスの輪

メビウスの輪を一周すると

ベクトルは逆向きになる

この世はメビウスの輪と同じ構造を持っており

あなたが外に向かってしたものは

外からあなたへ向かって返ってくる

あなたが内にしたものは

内からあなたへ返ってくる

幸せの瞑想

今ある幸せを

感じるところから始める

そこから

その幸せを支えている存在達へ

感謝を広げてゆく

たった一つの幸せも

全宇宙への感謝となる

即ちそれは神への感謝であり

祈りとなる

あなたの幸せは

神への感謝に帰結する

悲しませる

例え誰かがあなたを悲しませても

あなたがその人を悲しませていい理由にはならない

神の中にいる

私たちは神の中にいる

環境こそが神なのだ

環境に対して私たちが行うこと

場を整えたり

歌を歌ったりすることは

全て神の為に働きであり

神を賛美する行いである