Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

似合う香り

2004-08-02 | parfum... kaori
最近立て続けにお世話になったお礼をしたい友達がいて、どうしたらいいか、ずっと考えていましたが、この間、「これはいいかも!」というものと出会いました。
たまたま立ち寄ったデパートで見つけた、香水。
クリスチャン・ラクロワのもので、優しい花の香りと、控えめで清楚な香り立ちが、彼女の雰囲気にぴったりでした。
けれど一応その日は、念のためムエットに吹き付けてもらい、それを持ち帰って香りの変化を確かめ、じっくり見極めることに。

以前からその彼女に、「似合う香りを探して」と頼まれてはいたものの、長いこと保留になってしまっていました。
理由は簡単、なかなか見つからなかったからです。
探し方が悪かったというか・・・。
人用、といっても、基本は自分の好きなものを中心に探してしまいます。
体温に温められて複雑に変化するたちの香りがわたしは好きなのですが、彼女にはまず、そういうクセのようなものがキャラクターにないので、そんなジャンルのどの香りをかいでも、ぴんと来ませんでした。
・・・方向転換して考えなければ・・・。うーん、ムスク系なんてとんでもないし、フルーティな香りという感じでもないし、ウッディな感じでもない、フローラルが一番ぴったりかな、でも強い花の香り(マグノリアとか)はわたしが苦手だから、一緒にいるときそれつけられてるのはつらいなあ・・・
とかいろいろ考えて、さわやかで上品で主張しすぎない花、という、結局彼女そのもののイメージで、方向を固めてはいましたが、あとはモノに出会えないというだけの状態でした。

しかししかし、とうとうです。
出会いはいつも突然です。
それでもムエットを持ち帰って一週間、いつも何でも即決のわたしには珍しいことですが、香りはその人の肌のようなもの、慎重に決めねばなりません。
が、やはり直感は当たっているような気がして、こそっと購入し、待ち合わせの日に持って行きました。

その場でつけてもらい、やはり、それを選んで良かった!と思いました。
彼女にすんなりとなじむ、良い香りがふんわり漂いました。
喜んでももらえたし、似合うものを自然に身につけている人のそばにいるって、心和むものです。
どうぞ惜しみなく、たくさん使ってね!(^_-)-*
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