Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

1パーセント

2008-07-11 | beaute... bi zenpan
新しい仕事や環境に飛び込むとき、多少なりとも不安がない人はいません。
だから、そこでいかに「うまくいったときの喜び」をありありとイメージできるかが、大きな分かれ道になるのでしょう。

間接的な知人が20年近く、会社を経営しています。
今よりさらに、その時代からベンチャーを立ち上げ成功させるのには相当の根性が要ったはず。
やはり、というか。
先日、その成功の秘訣を垣間見るようなエピソードを聞きました。

「契約成立の確率は、半分程度かもしれません」
ともちかけられた大口クライアントへの橋わたし口。
ためらわず、
「1パーセントでも確率があるなら、やります!」
ときっぱり答えたそうです。

簡単なやり取りのように見えますが、実際、確実ではないことをかなえようと飛び込んでいくことには信念が必要です。
「だめだったら、どうするの?」
としり込みして、自ら失敗イメージを思い浮かべて、尻すぼみ。結局、契約もその後の仕事も失ってしまう人もふつうにいるのですから、
「やる!」
と決めて、その後さらに踏ん張る健康的な精神は、人脈や財産においても大きな報酬を得ることになります。

1パーセントの確率
というのは、早い話「きっかけ」を掴んだというだけのことです。

でも、せっかくの「きっかけ」。
どうにでも変えられる。まだそれは形を成していないのですから・・・

確実なことじゃないと、やらない!
という人は自分で道を作れない人。
「確実」というのも結局幻想で、他人から説得されているだけかもしれません。
ほんとに確実なのは、自分の意思が決めた、自分の信念。
他人のすがすがしいその発露を見て、たいへん勇気付けられました。

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