2012→2013

あけましておめでとうございます。

近況。
出産以降はずっと赤ちゃんにかかりきり、気が付いたら七草粥の日でした。
ほかの人の話をきいているだけのときには、「育児」とか「授乳」とかの単語に、ロマンティックなようなほんわかしたような雰囲気を勝手に感じていたものですが、実際体験しているそれらはだいぶ想像と違い、なんというか、ひとことで置きかえるなら
「満身創痍」
という語がなぜかふさわしい。気がします。

実際に全身がマイナートラブルの宝庫と化しているため、心も疲れがちで、そんな自分が今年の心がけをひとつ挙げるなら
「潤い」
を心身に補ってあげること、これに尽きます。
唇、手足、髪、肌、これらが手入れ不足でかさついていると、心まで乾いてきます。
そして心は、広大な海や空にいつも繋がっていることが必要だなあと感じます。


とはいえ、赤ちゃんと共にする日々は幸せです。
子供がおなかにいたときもほんとに幸せで、2012年はとにかく幸福な年でした。

2013年は、一体化していた子供がいっこの人間として日々独り立ちへの努力を始めましたので、親である自分も成長しなければならないこと多々になる厳しめの一年になりそう、と感じています。

実は妊娠中、
「出産を境に、なにか自分は違うステージに立てるのではないか」
と期待していたのですが、難産を体験したものの、・・・結局何も生まれ変われた自覚はなく、
“人間は、肉体的な痛みを1日経たくらいでは成長しないものだ”
と知りました。
成長ってもっと、痛い体験を「もと」に、自分で新たに仕組みを構築するためあれこれ知恵を絞る・・・
という、精神のインナーマッスルを鍛えるようなじわっとした鍛錬の積み重ねの末、気がつかないうちに身についているものかもしれないなあ。

そういうわけで、2013年は、生活に、心に、潤いを持ち続けて、夫と子供に与えることができる人間になれたらいいなあと思います。

あまり更新できないままになると思いますが、本年もどうぞ宜しくお願いいたします。