Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

どこまでが横顔なのか

2008-05-06 | esthe...kirei wo get
連休中、あちこち旅をしていました。景色のいいホテルのお部屋に泊まりました。窓から煌く夜景を眺めるのが、とてもとても嬉しい開放感。

そのお部屋には、三面鏡がありました。
持ってもいないし、そういえば長く見かけてもいなかったので、ものめずらしくてかなりその前に長居してしまいましたが、おかげでとても良い発見がありました。
彼とふたりのときは揃ってスイング練習などしていましたが、別の利点にも気付きました。
手鏡を持つことなく、横顔と正面顔のチェックが同時にできる!
これがまた有意義でした。
自分の横顔がどう見えているか、大きな画面で見るのは実は久しぶり。
「えええ、こんなだったっけ!」
正直、衝撃がありました。

横顔は、多くの人がすでに認識しているように、小手先のごまかしが利かない角度です。
頬のゆるみとあごのラインのぼやけ、という造形的な部分から、
目の(心の)表情が一番正直に表れる、という現実も見えます。
頬のハリには精神の緊張感と充実感が表れますし、くちびるの端の角度も、そこに大きく影響されますものね。

わたしは、正直我が頬のむくみ(←たしかに最近課題がヤマモリ)が衝撃でした。
並みの手ぬるいマッサージなんて、だめなんだ。もっとすっきり、ともっと強く念じながらお手入れしないといけないんだ!
そう危機感を感じました。

有り難い三面鏡。
右も左も正面も・・・、
同時にチェックしながら、横顔引き上げマッサージがこうして始まったのです。
(彼が部屋にいない間に。)

あらためて思ったのが、「顔だけが横顔にあらず」ということ。
頭皮まで、うなじまでもが横顔です。
あごから耳へ引き上げたひふは、どこへ老廃物を流しに行くか?
リンパ管に流さないといけません。
勢い、耳裏、首側面、そこも活性化してあげる必要が出てきます。
Cさんではありませんが、流れる流れる!きゅっと引き締まる!と念じて、鎖骨に最終的には流れを誘導します。
念と実際の動き、
これが集中的に行なわれると、その効果は即・てきめんでうれしくなります。
この際大切なのが、ずっとその流れを目で追う、意識した動きで理想へ導く、ということ。
漫然と引っ張ったりせず、肌と連携し協力して無駄なものを流し去る。
三面鏡で筋肉の動きを眺められたおかげで、トータルなマッサージが可能になりました。
横顔を見張りながらお手入れし続け、最後にふと正面顔を見たら、なんと目が大きくなってクマも晴れ、頬もひとまわり(近く)すっきりしていました。

プロに任せるのもいいですが、ともあれその人たちの方法である「見る」ということが導く効果を、自分でも実感できます。
三面鏡が身近にある人は、幸運ですね。すごい宝物だと思いました。



photo...ホテル@御殿山

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
三面鏡 (涼子)
2008-05-06 20:08:24
三面鏡いいですよね~
たまにデパートのパウダールームにあると、うれしくなってしまいます。
と同時に危機感も・・・
横顔って無防備!
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無防備 (涼子さま(mi))
2008-05-07 09:11:03
ライト加減もあると思いますが、ほんとに見ようによってはぎょっとしてしまうときあります~!
友達には「正面顔より横顔のほうがいいっていわれるのー」と悩む端正な骨格の人がいるのですけど、そんなふうに骨格が強くない顔の場合(itsme☆)、ほんとにマッサージは頼もしい味方だと思いました。^^
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Unknown (Key)
2008-05-07 20:00:03
お久しぶりです^^
人は正面顔より横顔の方が見られる機会がたくさんありますね。
特にそういう時は顔の緊張感が抜けているときが多く、締りのない顔になります。。。
最近、顔筋マッサージに通っています。効果テキメンです。
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ガンキンマッサージ (Keyさま(mi))
2008-05-08 06:33:11
こんにちは^^
そんなのがありましたねえ!
忘れていましたが、まさしくそのメソッドを使ってとっさにぐいぐいわたしも始めてました。
顔の緊張感とは筋肉ですね。
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