以前観た映画のことを、ふと思い出しました。
『ミナ』というフランス映画だったか、ロマーヌ・ボーランジェと、エルザ・ジルベルシュタインが幼馴染の親友、という設定の。
二人の「いけてない」少女が、成功体験を少しずつ積み上げ、自信を得ていく、ような感じの話だったと思いますが、印象深かったのは、ロマーヌ演じる芸術家の女性。
少女時代は、顔つきもセンスも冴えなかったけれど、仕事が軌道に乗ってからというもの、キラキラを絵に描いたような女性になる。
輝いている時の彼女は、どこに行っても、例えばTABAC付きカフェでちょっと買い物をしても、「なんて美しい、魅力的な女性なんだ!」と店主に誉めそやされ、そのお礼にちょっと返してあげる微笑みも、自信に満ちて魅力的。
美がさらに美を呼ぶ、ステキな好循環です。
ところが、事故で顔に傷を負ってからというもの、人相が変わるような傷ではないのだけど、彼女からは、きれいな肌以前に、すっかり自信が失われ、おどおどした態度になってしまう。
同じTABACで買い物をしても、以前は彼女を褒めちぎった同じ店主から、今度はけなされ罵倒され、逃げ帰る始末。
そして、なおいっそう自信を失っていく、悪循環・・・。
コンプレックスって、誰にでもありますが、それを受け入れてあげられない時、自分との折り合いがつかなくて、傍目にもその余裕のなさが出てしまいます。
人目を集める素敵な人は、ただ綺麗だから、ではなく、自分なりの綺麗を作って、さらに保っていこうとしているから、その前向きさに華がある。
ただ生まれついての美形だからって、必ずしも魅力的とは限らない。
素敵な人、とは、かえって自分のコンプレックスを個性に上手に転化している人じゃないかなあと思ったりします。
人の「ここが深刻なコンプレックスで」を聞くと、
えっ、そんなことない、そこ、かわいいのに!
そして、そんなに嫌わずに、とことん付き合ってあげれば、折合いがついて魅力が増すポイントになるものなのに!
さらに、自分お気に入りの、他のいいとこをその分もっと生かせばいいのに!
と思うことも多くて、(ようは、他人からすれば全然気にならないもの。)
常々、「マイナスな思い込みほどもったいないものはないわ・・・」と思う。
でも、欠点を知るのは大事なことだと思いますし、そんな人には、慎ましさという美点があって、謙虚さが(卑屈にならなければ)良い所、だったりしますが。
写真のブリジット・バルドーは、悪口の的となった口元を、コケットさに転化して、個性的な魅力を印象付けました。
人のコンプレックスは気にならなくても、自分本人的にはまだまだテーマ満載、の私としても、この「転化」というセンス、人に合わせるのではなく、逆に世間の美意識を自分の方に引き寄せてしまう、という気の強さは、奥が深い、学び探求すべきものです。
『ミナ』というフランス映画だったか、ロマーヌ・ボーランジェと、エルザ・ジルベルシュタインが幼馴染の親友、という設定の。
二人の「いけてない」少女が、成功体験を少しずつ積み上げ、自信を得ていく、ような感じの話だったと思いますが、印象深かったのは、ロマーヌ演じる芸術家の女性。
少女時代は、顔つきもセンスも冴えなかったけれど、仕事が軌道に乗ってからというもの、キラキラを絵に描いたような女性になる。
輝いている時の彼女は、どこに行っても、例えばTABAC付きカフェでちょっと買い物をしても、「なんて美しい、魅力的な女性なんだ!」と店主に誉めそやされ、そのお礼にちょっと返してあげる微笑みも、自信に満ちて魅力的。
美がさらに美を呼ぶ、ステキな好循環です。
ところが、事故で顔に傷を負ってからというもの、人相が変わるような傷ではないのだけど、彼女からは、きれいな肌以前に、すっかり自信が失われ、おどおどした態度になってしまう。
同じTABACで買い物をしても、以前は彼女を褒めちぎった同じ店主から、今度はけなされ罵倒され、逃げ帰る始末。
そして、なおいっそう自信を失っていく、悪循環・・・。
コンプレックスって、誰にでもありますが、それを受け入れてあげられない時、自分との折り合いがつかなくて、傍目にもその余裕のなさが出てしまいます。
人目を集める素敵な人は、ただ綺麗だから、ではなく、自分なりの綺麗を作って、さらに保っていこうとしているから、その前向きさに華がある。
ただ生まれついての美形だからって、必ずしも魅力的とは限らない。
素敵な人、とは、かえって自分のコンプレックスを個性に上手に転化している人じゃないかなあと思ったりします。
人の「ここが深刻なコンプレックスで」を聞くと、
えっ、そんなことない、そこ、かわいいのに!
そして、そんなに嫌わずに、とことん付き合ってあげれば、折合いがついて魅力が増すポイントになるものなのに!
さらに、自分お気に入りの、他のいいとこをその分もっと生かせばいいのに!
と思うことも多くて、(ようは、他人からすれば全然気にならないもの。)
常々、「マイナスな思い込みほどもったいないものはないわ・・・」と思う。
でも、欠点を知るのは大事なことだと思いますし、そんな人には、慎ましさという美点があって、謙虚さが(卑屈にならなければ)良い所、だったりしますが。
写真のブリジット・バルドーは、悪口の的となった口元を、コケットさに転化して、個性的な魅力を印象付けました。
人のコンプレックスは気にならなくても、自分本人的にはまだまだテーマ満載、の私としても、この「転化」というセンス、人に合わせるのではなく、逆に世間の美意識を自分の方に引き寄せてしまう、という気の強さは、奥が深い、学び探求すべきものです。
ですが、この頃はとても自信満々な印象です。
コケティッシュさで言えば初期の作品の方に顕著
だと思うので、そのうちに観てみようかな...
何かご覧になった作品ってありますか?
でも、後者の内容、実はよく覚えてません
スタイルいい~~!かわいい~!
という印象しか残ってない私って・・・あやしいですねー。。
面白い作品観られたら、ご紹介お願いします!
(と、逆にお願い・・・)
というのは、実は、私、目が悪くて、最初、眼鏡をかけていたのです。そしたら、当時、お付き合いしていた男性から、「眼鏡よりコンタクトにした方がずっと良いよ」と言われてしまいました。
更に、歯並び、あまり良くなかったのですが、これまた、当時、交流を深めていた歯科医から、「歯並びをよくしてあげる。気味は歯並びが悪い事で、損をしている!」と力説され、ご好意(本来なら保険外治療になるところを格安に)で、歯科矯正をして頂く事に。
歯並びが揃うと、元々、私の唇、自慢ですが(爆)結構、良い形しているのですよ!その唇が更に引き立ってきたのです。
という訳で、「コンプレックス」を「魅力」に変えるのは、難しいようで、実は簡単なのかも知れないと思っています。
確か、BBも、最初は、すごく自分の顔にコンプレックスを持っていたと思いますが、「そんなことない!」とバディムが見いだしたんですよね?確か。
確かに、タイミングは大事ですよね!
それも、そんなきっかけって、誰かに作られるのがほとんどですよね!
花さまやBBのように、私も恋人に作られたコンプレックス克服のきっかけって結構あるなあ。。
克服しないまでも、気にならなくなったコンプレックスは、他人の一言からだったり、しますねえ。。
てことは、美を手に入れるには、まずは良い人間関係作りから??