元禄元年(1688年)に開業した、『油屋旅館』。
江戸時代、参勤交代の大名でにぎわった信濃追分で多くの旅人を迎えましたが、
明治時代の訪れと共にその制度も終了したため、次第に訪れる人もなくなり界隈がさびれ、多くの宿もまたなくなる中、
近年まで営業を続けていた、由緒ある旅館です。
第二次世界大戦の辺りには、学生、文学者を多く受け容れていた歴史もありました。
最近、旅館としての営業をとりやめ、『油やプロジェクト』として、カフェ、アート、古本、新刊本などを集めた面白いスペースがリニューアルオープン(2012年7月21日)。
2階の客室は、今は改装中ながら、素泊まり宿として、今後も宿泊を受け付けるそうです。
料金はなんと・・・、一泊5,000円を目途にしているそう。
文筆家を気取って、長期滞在してみたい場所。
カフェの棚には、猫にまつわる本がたくさん。片岡義男『猫の王国』と、ジョン・レノンのインタビューを彼が訳したもの、の2冊を、待ち合わせの間ぐいぐい読みました。
こちらは、ブックストアとアートスペースのミックス空間。
故・加藤周一氏が少年時代にこちらで夏を過ごしていたという話が、『羊の歌』にも登場します。
訪れてみたいな、と思って調べてみたところ、タイミング良く?なのか、リニューアルオープンしたての状態を見ることができた次第。
かつての面影は、あるようなないような。
レトロモダンな雰囲気に、快適に過ごしやすく改装されていて、
ジャズが流れる中、ふかふかの肘掛ソファーに座ってコーヒーや信濃フルーツのジュース、現代アートを楽しめる仕掛け。
本好き、アート好き、自然好き、ひとりで静かに過ごすの好き、
な人には、たまらない空間だと思います。
信濃追分駅から北西へ、やや歩きますが、
近隣には、充実した古書店(こちらは元『柳屋旅館』)(↓写真)、
堀辰雄記念館、
おしぼりそばの『ささくら』、
追分宿資料館、
個性的な骨董屋(↓写真)などが集中し、半日以上じっくり過ごせる界隈です。
まるで、いにしえの時代へタイムスリップしたようでした。
また行きたい。
江戸時代、参勤交代の大名でにぎわった信濃追分で多くの旅人を迎えましたが、
明治時代の訪れと共にその制度も終了したため、次第に訪れる人もなくなり界隈がさびれ、多くの宿もまたなくなる中、
近年まで営業を続けていた、由緒ある旅館です。
第二次世界大戦の辺りには、学生、文学者を多く受け容れていた歴史もありました。
最近、旅館としての営業をとりやめ、『油やプロジェクト』として、カフェ、アート、古本、新刊本などを集めた面白いスペースがリニューアルオープン(2012年7月21日)。
2階の客室は、今は改装中ながら、素泊まり宿として、今後も宿泊を受け付けるそうです。
料金はなんと・・・、一泊5,000円を目途にしているそう。
文筆家を気取って、長期滞在してみたい場所。
カフェの棚には、猫にまつわる本がたくさん。片岡義男『猫の王国』と、ジョン・レノンのインタビューを彼が訳したもの、の2冊を、待ち合わせの間ぐいぐい読みました。
こちらは、ブックストアとアートスペースのミックス空間。
故・加藤周一氏が少年時代にこちらで夏を過ごしていたという話が、『羊の歌』にも登場します。
訪れてみたいな、と思って調べてみたところ、タイミング良く?なのか、リニューアルオープンしたての状態を見ることができた次第。
かつての面影は、あるようなないような。
レトロモダンな雰囲気に、快適に過ごしやすく改装されていて、
ジャズが流れる中、ふかふかの肘掛ソファーに座ってコーヒーや信濃フルーツのジュース、現代アートを楽しめる仕掛け。
本好き、アート好き、自然好き、ひとりで静かに過ごすの好き、
な人には、たまらない空間だと思います。
信濃追分駅から北西へ、やや歩きますが、
近隣には、充実した古書店(こちらは元『柳屋旅館』)(↓写真)、
堀辰雄記念館、
おしぼりそばの『ささくら』、
追分宿資料館、
個性的な骨董屋(↓写真)などが集中し、半日以上じっくり過ごせる界隈です。
まるで、いにしえの時代へタイムスリップしたようでした。
また行きたい。