株式会社ANの社長ブログ

株式会社AN社長向山かおりです。ナチュラルワイン×沖縄料理飲食店を経営。経営や社会課題に関する情報を発信します。

【株式会社AN】沖縄料理をカジュアルにおしゃれに楽しむ工夫ーミッドセンチュリー・アメリカンの融合

2024-12-04 08:08:03 | 日記

株式会社AN代表取締役の向山かおりです。

前回は、沖縄の恩納村にてサンゴの植え付けダイビングに参加したことについてお話ししました。

沖縄の豊かな自然や文化を将来に残す取り組みに、今後とも継続して貢献してまいります。

沖縄はサンゴのような自然の豊かさが印象的ですが、
日常の食事や生活雑貨、文化などアメリカの影響を受けた独特の文化を持つことも特徴です。

実際沖縄の街中には、アメリカンフードを取り扱う飲食店やライブハウスが多く、アメリカンな外観やインテリアが見られることも少なくありません。

当社のビストロちゅらも、アメリカンなおしゃれさと居心地の良さの中で、おいしい沖縄料理を楽しめるよう工夫をしています。

内装はミッドセンチュリーのアメリカンレトロをイメージし、カジュアルなおしゃれさとあたたかさのある空間を作り上げました。

店内の家具や小物はシンプルでモダンなデザインのものを集め、
照明もあたたかなオレンジ色の間接照明で、料理が視覚的にもおいしく感じられるよう工夫しています。

また食器の一部には、沖縄伝統の陶器「やちむん」の技法を用いて、アメリカンなテーブルウェアを生み出したシリーズを採用しました。

おしゃれかつ居心地がよい、あたたかい雰囲気の中で、大切な人とおいしく楽しい食事の時間を過ごしていただければ幸いです。

今後も当社の経営理念に則り、飲食店経営を通じて沖縄の様々な魅力を発信してまいります。

引き続きよろしくお願いします。

 

参考
https://www.okinawastory.jp/feature/world_travel/america




【株式会社AN】恩納村にてサンゴの植え付けダイビングに参加ー沖縄の自然と沖縄料理の豊かさを守るため

2024-11-05 22:35:39 | 日記

株式会社AN代表取締役の向山かおりです。

前回は、当社の飲食店BISTRO CHURAのメンバーと沖縄研修旅行に行った体験も踏まえて、沖縄料理がサスティナブルなあり方を大切にしていることについてお話ししました。

また私自身、恩納村にて沖縄ダイビングサービス『Lagoon』のサンゴの植え付けダイビングに参加いたしました。

恩納村は「サンゴのむらづくりに向けた行動計画」を2017年に策定、2018年には"世界一サンゴにやさしい村"として「サンゴの村宣言」を出しました。

さらに2019年には内閣府よりSDGs未来都市の選定も受けながら、サンゴと人にやさしい村づくりに取り組み、唯一サンゴの植え付けに成功した場所です。

恩納村でサンゴの保全活動が盛んになったきっかけは、1990年代後半にサンゴの白化現象が発生したことでした。

サンゴの衰退は沖縄の生物多様性の喪失につながるのみならず、漁業にも悪影響があると言われています。

沖縄研修旅行で訪れた飲食店にも多様な魚料理があったことを思い起こすと、
サンゴの生育は沖縄の豊かな自然と同時に食文化を守ることにもつながると言えるでしょう。

サンゴは生育に必要な自然条件が複数あり、育つのに数十年の歳月がかかるとても繊細な生物。
継続的に息長く取り組んでいくことが重要です。

今回サンゴの植え付けダイビングに参加したLagoonは「子や孫の世代まで、美ら海を残したい」という想いで、1999年から沖縄恩納村でサンゴの養殖をはじめたダイビングショップ。

当社の飲食店も、沖縄料理の魅力を発信しながら、SDGsに貢献することを大切にしており、
こうした想いに共感し植え付けダイビングに参加いたしました。

この度のサンゴの植え付けダイビングを通じて、少しでも沖縄の豊かな自然や文化を次世代に引き継ぐことにつながっていれば幸いです。

今後も当社の経営理念に則り、飲食店経営や様々な活動を通じてサスティナブルな社会の実現に貢献してまいります。

引き続きよろしくお願いします。

 

参考
https://sdgs.ocvb.or.jp/?initiatives=onna

 


【株式会社AN】沖縄料理のサスティナブルなあり方ー沖縄研修旅行で飲食店を巡る中で感じたこと

2024-10-15 12:31:59 | 日記

株式会社AN代表取締役の向山かおりです。

前回は、当社の飲食店BISTRO CHURAのメンバーと沖縄研修旅行に行ったことについてお話ししました。

現地で様々な飲食店を回る中で、沖縄の食文化を実体験をもって学べたことは大きな収穫でした。

沖縄の方々が大切にしている食文化に、「医食同源」の考え方があります。

これは日常の食事で病気の治療や予防をし、健康を保つという考え方です。

栄養バランスのよい食事で、「クスイムン(薬になるもの)」や「ヌチグスイ(命の薬)」とも呼ばれるそう。

沖縄は長寿の方が多いというのも頷けますね。

実際に沖縄でいただいた食事からも、医食同源の考え方や、
食材を無駄なく活かしきったり、サスティナブルなあり方を大切にしていることを感じる場面がありました。

例えば、研修で訪れた海ぶどう農園では、自然に近い環境で育つよう工夫されていることや、
商品として出荷されない部分は母藻として再度利用されていることは、前回の記事でもお話ししたところです。

また海ぶどうは豊富な栄養価を含んでおり、ヨーロッパではスーパーフードとも言われているそう。

沖縄料理の定番の食材の魅力を知り、大変学びになりました。

別の飲食店では豚の中身汁をいただく機会がありました。

豚の内臓を用いて、食材の自然な味をいかしたシンプルな料理で、さっぱりとした優しい味わいが印象的でした。

沖縄では「豚は鳴き声以外全て食す」という言葉もあり、食材を余すところなく用いていることがわかります。

沖縄料理は自然を尊重し、健康によい食事をとることを大切にしたサスティナブルなものであることを体感しました。

今後も当社の経営理念に則り、飲食店を通じてサスティナブルなあり方を提案してまいります。

引き続きよろしくお願いします。




【株式会社AN】当社の飲食店メンバーとの沖縄研修旅行で得た学び

2024-10-01 20:32:56 | 日記

株式会社AN代表取締役の向山かおりです。

前回は、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」を運営する株式会社eiiconが、
沖縄県とともにオープンイノベーション事業『OKINAWA Co-Creation Lab.2024』を開催していることについてお話ししました。

9月には、当社の飲食店のスタッフと共に沖縄へ研修旅行に行ってきました。

BISTRO CHURAの開店にあたり足掛け3年、オープン半年を共につくってきたスタッフの慰労もかねた今回の旅行でしたが、
最高の飲食店をつくろうという意識が高いスタッフは、沖縄でも積極的に様々なことを吸収し、私自身にとっても大きな学びの時間となりました。

スタッフが現地でリアルに沖縄のことを知り、沖縄をもっと好きになりましたし、
さらに、地産地消の食材、商品の取引先開拓、今後のメニュー開発のための食事や泡盛、カクテルの勉強など、
より良いお店にしてお客様に喜んでいただくための、大変充実した旅行となりました。

今回の研修旅行を通じて気づいたことは大きく3点あります。

1点目は、目的を明確にすることが、効果的な時間を作り出す上で重要であること。

今回の研修旅行では、現地で訪れたバーの方のお繋がりで、泡盛を使ったカクテルをつくるバーテンダーの方から直接お話を伺う機会がありました。

ドリンクのクオリティをさらに高め、今後のメニュー開発の参考となる大変貴重な機会でした。

さらに、別の飲食店での出会いをきっかけにラジオ番組に出演させていただき、ビストロちゅらの魅力を発信する機会をいただきました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000091468.html

和やかな雰囲気で楽しみながら魅力をお伝えする貴重な機会をいただいたことに感謝申し上げます。

これらの機会は、よりおいしい食事の時間をお客様に届けたい、沖縄料理の魅力を発信していきたいという明確な目的があってこそ得られたものです。

明確な目的意識が現地での様々な場面でのアンテナを高め、貴重な体験につながったと感じています。

2点目は、自分が取り扱う商品の背景を知ることが大切であること。

今回、当社のビストロでも取り扱っている海ぶどうの農園でお話を伺う機会がありました。

そこでは、海ぶどうを養殖するにあたっては、自然の中で育つ場合にできるだけ近い形で養殖できるよう様々な工夫がされていること、
収穫の際は、地元のアンマー(お母さん)たちが手作業で長時間かけて選別作業を行なっていること、
商品として適さない茎の部分は、養殖場で再び母藻としてまた次の海ぶどうが育つ、サスティナブルな仕組みであることなどを学びました。

実際にお話を伺ったスタッフは、海ぶどうが私たちのもとに届くまでの過程を知りもっとおすすめしたくなったと話しており、
こうしたリアルな背景を知ることは、スタッフ自身の知識を深めよりよい接客をする上で大切であることを改めて感じました。

3点目は、沖縄には人とのご縁を大切にする文化が根付いていること。

沖縄で様々なお店を回る中で、飲食店のオーナーの方がどんな想いで経営してらっしゃるのか、お話を伺う機会が何度かありました。

東京から来た私たちに、沖縄や自分たちのお店の魅力、将来のビジョンを惜しみなく分かち合い、
逆に東京に来る折にはぜひビストロちゅらに来店したいと、応援してくださる方が多かったのが印象的でした。

先に述べたラジオ番組への出演も、今回の旅行で出会った現地の方がご縁を紡いでくださって実現したものです。

こうした体験を通じて、沖縄では人とのつながりを大切にしたり、お互いの商売繁盛を心から応援する文化が根付いていることを深く感じました。

今回の研修旅行で得た学びを活かして、ビストロちゅらで沖縄の魅力をより発信してまいります。

引き続きよろしくお願いします。

 


【株式会社AN】沖縄発のオープンイノベーションの取り組み

2024-09-10 21:34:35 | 日記

株式会社AN代表取締役の向山かおりです。

前回は、本年8月に当社の飲食店、BISTRO CHURAのオープンから半年を迎えたことを記念して、8月16日(金)にお客様感謝祭『CHURA NIGHT』を開催したことについてお話ししました。

多くの方にお越しいただき、普段のBISTRO CHURAとはまた違った特別な味わいで、沖縄の食の魅力をお楽しみいただけたことを大変嬉しく思います。

沖縄は日本の中でも豊かな自然、沖縄料理や島唄に代表される独特の文化をいかした観光産業が従来盛んですが、
近年は政府・自治体の誘致策もあり、情報通信産業にも力を入れています。

その結果、沖縄県の情報通信産業は企業数、雇用者数などで国内でも上中位の産業集積を成し遂げてきました。

一方、従業者1人当たりの売上額や給与、労働生産性は未だ高いとは言えず、企業の経営力の強化や付加価値が高いビジネスの創出などが求められているのが現状です。

沖縄におけるこうした事態を踏まえ、
日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」を運営する株式会社eiiconは、沖縄県とともにパートナー企業とのオープンイノベーション事業『OKINAWA Co-Creation Lab.2024』をスタートしました。

本事業では、県内5つの企業が新規事業創出のテーマを掲げ、デジタル技術やサービスを持つ共創パートナーを全国から募集しています。

共創での新たなビジネスを創出し、社会課題の解決や県内企業等の高度化に繋げることが目的です。

沖縄が伝統的な文化を大切にしつつ、イノベーションを創出する地域となることに、新たな可能性を感じました。

当社も3つの理念に基づき、価値観を共有する様々な方とコラボレートしながら、新たな価値を創出することを大切にしています。

当社ビストロの経営においても、沖縄や新宿の地域の皆様、関係者の皆様とコラボレートしながら、
沖縄料理やナチュラルワインの魅力をお客様に届けることにより、地域活性化、自然保護、人材育成など社会課題の解決に尽力しています。

今後もより多くの方に愛される飲食店経営を通じて、社会に貢献する様々な取り組みを行なってまいります。

引き続きよろしくお願いします。

 

参考
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000621.000037194.html