株式会社ANの社長ブログ

株式会社AN社長向山かおりです。ナチュラルワイン×沖縄料理飲食店を経営。経営や社会課題に関する情報を発信します。

【株式会社AN】「Be Yourself」のあり方から考える、仕事を通じたウェルビーイングについて

2022-05-27 16:34:19 | 日記
 

株式会社AN代表取締役の向山かおりです。

前回はユニリーバのUMILEの取り組みから、日常生活におけるサスティナブルなあり方についてお話しました。

さらに、当社の2つ目の理念「事業×人ー貢献、そして成長を」に関連して、ユニリーバの目指す「Be Yourself」という考え方について言及しました。

この「Be Yourself」からサステナビリティについて考えてみたいと思います。

ユニリーバの「Be Yourself:キャリアも、働き方も、自分らしく」は、 社員が自分らしくいきいきと働き、豊かに生きられるような未来の働き方をつくっていきたいという考え方。

社員のキャリアや働き方からウェルビーイングなあり方にアプローチするもので、 ユニリーバの理念「サステナビリティを暮らしの”あたりまえ”に」と通じるものを感じます。

こうした考え方を具体的にしたのが下記のような取り組みです。

・新卒採用における応募・入社時期の自由化 ・自分のパーパス(人生の目的)を仕事の中で実現するサポートをする人事評価・育成制度 ・働く場所や時間の選択肢の多様化、自治体と連携したワーケーション ・どんなライフステージにあっても働きやすい制度・環境の整備 ・パラレルキャリアの推進、社外からの副業人材の受け入れ ・ダイバーシティに関する取り組み

社員一人一人のパーパス(人生の目的)を仕事の中で実現し、成長し、自分らしいキャリアを歩めるようサポートすることを目的とした制度になっています。

多様な社員が幅広い場で活躍することにより、会社として社会に貢献しながら、社員個々人がより自分らしいキャリアを歩み、自己実現するアシストをしているあり方は、 当社の「事業×人」の理念とつながるものがあると感じました。

SDGsの17の目標の中に「働きがいも 経済成長も」という項目がありますが、 個人の仕事における自己実現が、人や社会に貢献することにつながるウェルビーイングなあり方を、当社の理念として大切にしています。

事業を通して貢献すること、 そして貢献を通じて自己を磨き、学び、成長することを願う人たちをアシストしたい ー当社のこうした理念と共通する取り組みについて、今後もご紹介していきたいと思います。

引き続きよろしくお願いします。

参考

 
 

【株式会社AN】エシカルでお得なプログラムでSDGsに貢献ーUMILEを知っていますか?

2022-05-21 13:33:28 | 日記
 

株式会社AN代表取締役の向山かおりです。

前回は、ADIDASがランニングシューズを通してSDGsに取り組んでいる事例についてお話しました。

今回も引き続き、ある有名な企業のエシカルな取り組みを紹介していきます。

ユニリーバという会社をご存知でしょうか。

Dove、Lux、Modshairなどのボディケア、ヘアケアの展開、 保湿オイルのVaseline、クリームクレンザーといえばJif、そして紅茶のLiptonなど。

商品名を聞けば誰もが知っているようなグローバル企業です。

日本でも最大級の消費財メーカーであるユニリーバジャパンが、 独自のエコポイントプログラムを導入し、プラスティックの使用量削減や循環利用に取り組んでいることは知っていましたか?

ユニリーバ エコポイントプログラム UMILE(ユーマイル) 「お得にエコ活!」というキャッチコピーで、 消費者とともに、“プラスチックは資源”があたりまえな未来を目指すプログラムだといいます。

具体的には、つめかえ製品を選んで購入すること、 または、ボトル・つめかえ製品を回収ボックスに投函することで、UMILEというポイントが付与されるようです。

回収されたプラスチック容器は再加工され、 リサイクルグッズなどとして使いやすい製品に生まれ変わるというエシカルなシステム。

もちろん貯めたUMILEはこのリサイクルグッズと交換でき、 そのほかにもLINEポイントに交換したり、寄付したりもできます。

さらに、2022年5月21(土)に開催される 東京都港区 環境イベント「エコライフ・フェア MINATO 2022」にて、 ユニリーバ空容器を活用した再生品ワークショップを実施するそうです。

シャンプーやボディソープといった 日常生活で不可欠な消耗品からリサイクルできる仕組みに、私自身も感銘を受けました。 消費者の目線でも、お得に気軽に参加できるエシカルなプログラムですよね。

ユニリーバのパーパス(目的・存在意義)は、 「サステナビリティを暮らしの“あたりまえ”に」すること。

消費者の方と一緒に、暮らしを変え、社会を変え、地球の未来を変えることに挑戦していきたいという、企業の想いが感じられます。

当社も、100年先の未来に向けてサスティナブルなライフスタイルを提案し続けるため、3つの理念を掲げています。

中でも1つ目の理念の「地球×人ー未来に続く豊かさを」。

取り扱う製品が地球環境に配慮したエシカルなものであり、 その上で、消費者の方にとっても、日常的に取り入れやすい身近なプロダクトであるよう心がけています。

また、2つ目の「事業×人ー貢献、そして成長を」に関連して、 ユニリーバの目指す「Be Yourself:キャリアも、働き方も、自分らしく」というウェルビーイングな考え方についても、今後の記事でお話できればと思います。

引き続きよろしくお願いします。

 

【株式会社AN】私たちの足元からSDGsに貢献ーサスティナブルなランニングシューズ

2022-05-11 14:37:53 | 日記
 

株式会社AN代表取締役の向山かおりです。

前回は、先日当社が開催しました「SDGs推進セミナー」についてお話させていただきました。

SDGsについて知識を深め、日常の中で意識し行動するきっかけになれば幸いです。

今回は、私たちに身近なランニングシューズに関するSDGsの取り組みについてお話したいと思います。

ご紹介したいのは、「ADIDAS BY STELLA MCCARTNEY ウルトラブースト20」というランニングシューズ。

長距離を走る間の足の形状変化に合わせて伸縮し、足を心地よく包む設計、 一歩を踏み出すエネルギーを生むクッションでランナーをサポートしつつ、 プラスチック廃棄物の削減に貢献しているというのが大きな特徴です。

シューズの甲には、離島や海岸、海沿いのコミュニティで海に流入する前に回収したプラスチック廃棄物をアップサイクルして生まれたプラスチックが50%以上使われており、海洋汚染を防いでいるとのこと。

残りの50%は、リサイクルポリエステルの糸を使用しています。

アディダスが環境に配慮したシューズ生産に取り組むようになったのは、2015年に環境保護団体であるパーレイ・フォー・ジ・オーシャンズとパートナーシップを結んだことがきっかけでした。

パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズは、様々なパートナーと協業して環境保護に取り組む世界規模のネットワークです。

パーレイの活動目的は、 「海洋の美しさと脆弱性について意識を高め、ペースメーカーとなる企業、ブランド、組織、政府機関、アーティスト、デザイナー、科学者、イノベーター、環境主義者など多様なグループを鼓舞して、 限りある青い地球で、創造し、考え、暮らしていくための力をみんなで起こすこと」。

アディダスもこの理念に則り、海岸や海沿いのコミュニティで回収されたプラスチックゴミから生まれた素材を使用する取り組みを続けており、 2020年末までに、このようにしてできた素材を含む3,000万足のシューズを生産してきました。

当社も「地球×人」「事業×人」「人×人」の理念に基づき、 地球環境と私たちの生活の持続可能なあり方について、事業を通して提案したり、 価値観を共有する方たちとのコラボレートを通じて様々な取り組みを行ったりすることを大切にしています。

アディダスとパーレイのように、様々な関係者とのコラボレートを通じて、私たちの日常にサスティナブルなあり方を提案する取り組みについて、今後も発信していきます。

引き続きよろしくお願いします。

 

 
 

【株式会社AN】SDGs推進セミナーを開催しました

2022-05-08 06:48:34 | 日記
 

株式会社AN代表取締役の向山かおりです。

前回の記事では、サスティナブルなお花のサービスについてご紹介しました。 生活に取り入れやすく日常を彩り、その上、生産ロスも削減できるサブスクリプションです。

SDGsの達成すべき目標でも「12.つくる責任つかう責任」と設定されており、 持続可能な生産と消費の形態の確保を目指した取り組みや事業が、世の中全体で注目されています。

当社も、さまざまな活動を通して、SDGsの目標達成に向け尽力しています。 企画の実施も、継続している取り組みの一つです。

今回は「SDGs推進セミナー」を六本木アカデミーヒルズにて開催。 SDGsについて関心がある方、ご自身の日常生活やこれからの事業に取り入れていきたい方など広くご参加いただきました。

セミナーにおいて、SDGsに参加すべき理由や、なぜSDGsなのか、 そしてSDGsを経営に取り入れる意味や価値、メリットについてもお話させていただきました。

そもそもSDGsとは何でしょうか? 2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標で、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択されたものです。

今回のセミナーでは、前半は講義形式、後半は実際にワークにも取り組んでいただき、 SDGsの17の達成目標ごとに、日常生活や事業にどのように取り入れていきたいか、参加者の皆様にも、具体的に考えたり意見交換したりしていただきました。

ご参加いただいた皆様には、深く御礼申し上げるとともに、 今後のサスティナブルなライフスタイルや事業展開にお役立ていただければ幸いです。

当社の経営するオーガニックショップやヘアサロンでも、 地球環境にも心身の健康にも優しい自然由来や、資源還元型、地産地消、フェアトレード製品の扱い、最小限のプラスチック利用など、多方面でSDGsに配慮しています。

国や大手企業もSDGsに対して積極的に取り組んでおり、 雑誌を開いても街を歩いていても「サスティナブル」「エシカル」という言葉を見かけない日はないほどです。

SDGsは、今後ますます皆さんの身近に感じられるものになるのではないでしょうか。 まずはSDGを知ってから、意識すること、具体的に行動に移してみることが、地域や世界の問題を解決する力となります。 日常に取り入れやすい小さなところからまずやってみると、難しいものでもないと思われるかもしれません。

SDGs経営は、代表者だけでなく、スタッフや会社全体の協力が重要になるでしょう。 知識を深めることや意識づけ、情報発信によって、 SDGsに基づいた考え方が、会社やご家庭、そして社会に浸透していくことに繋がります。

このブログでも、今後も身近にできるSDGsの取り組みについて発信していきます。

引き続きよろしくお願いします。