株式会社ANの社長ブログ

株式会社AN社長向山かおりです。ナチュラルワイン×沖縄料理飲食店を経営。経営や社会課題に関する情報を発信します。

【株式会社AN】ヴィーガンからサスティナブルな社会をめざす

2022-02-27 18:45:52 | 日記
 

株式会社AN代表取締役の向山かおりです。

先日の「maki×maki」のオーナー岡本匡弘さんへのインタビューで学べたことが多く、 今後さらに多様な業界へのインタビューやコラボレートを考えるようになりました。

岡本さんのおっしゃっていた通り、 これまで小規模事業者が地道に活動されていたところから、 この先、より横連携を強めて、世の中に広まっていくことで大きな影響力を持てると期待しています。

特に、今回のようなフェアトレードを扱う企業をはじめ、 オーガニック、エシカル、ヴィーガンなどにかかわる業界とのコラボレートに取り組んでいけるよう企画も進めています。

ヴィーガンという言葉も、 私自身、勉強する前は「野菜ばかり食べる方」というように浅く認識していました。

しかし、学んでみると、ただ菜食というわけではなく、 ヴィーガンは、まさしくSDGsの目標達成のためにも大きく注目されていることを知りました。

畜産業を支えるためには、穀物や水、広大な土地を必要とし、 日常で何気なく食べている肉を生産する背景には、多大な資源の消費があったのです。

肉食1人分の食事は菜食10人分にも匹敵するといわれ、ヴィーガンが広まることで飢餓や貧困をなくすことにも繋がるとされています。

サスティナブル (Sustainable)とは、sustain(持続する)+ able(〜できる)。 「持続可能な」「ずっと続けていける」という意味です。

未来の地球の豊かさを守ってずっと生活し続けていくためには、地球の環境や資源を大切にすることが欠かせません。

当社では、3つの理念の1つ目に「地球×人ー未来に続く豊かさを」と掲げ、 身体に優しく地球環境にも優しい上質なライフスタイルを提供し、未来への貢献を目指すための取り組みを行なっています。

今後のコラボレートにより、どんな相乗効果を生み、サスティナブルな社会に貢献できるか楽しみです。

引き続きよろしくお願いします。

 

【株式会社AN】財閥の歴史から考えるコラボレートの価値について

2022-02-18 16:34:54 | 日記
 

株式会社AN代表取締役の向山かおりです。

前回は「maki×maki」のオーナー岡本匡弘さんへのインタビューを踏まえて、当社の理念として大切にしているコラボレーションの価値についてお話しました。

コラボレートする上では想いを共にする人とのつながりが大切になりますが、今回は財閥の歴史からこのことについて考えてみたいと思います。

日本でよく知られる三菱、三井などの財閥は、明治の頃から近代日本の発展を支えてきました。

戦後は財閥解体を経験しながらも再度グループが結集し、現在でも私たちの生活に関わる多くの事業を展開しています。

解体の混乱期を経ながらも明治時代から今に至るまで歴史が受け継がれており、製造、不動産、金融、商業、ITなど幅広い分野で私たちの日常に浸透してきた経緯は、経営者として学ぶところが多いと感じます。

日本で誕生した財閥がこのように発展してきたのには様々な要因があると思いますが、今回は大きく3点取り上げてみたいと思います。

1点目は、社会の基盤となるインフラを構築する事業に多く取り組んできたこと。

人々の生活を支えるような事業に携わるということは、それだけ多くの人に価値を提供しているということであり、結果として事業の発展につながったと言えるでしょう。

2点目は、志を共にする者同士で一体となって協同してきたこと。

戦後の財閥解体を経ても、各社が共通の理念のもとで、時に連携しながら事業活動を行ってきたことは、グループの再結集から現在に至るまでの発展において重要なポイントと言えると思います。

3点目は、社会の発展に貢献する存在として発信してきたこと。

よい製品を世に送り出すことはもとより、社会に貢献するグループとしての活動を国内外に発信することで、多くの人に支持される存在となってきたのも大切な要素と言えるのではないでしょうか。

このような日本の財閥の発展から考えてみても、想いを共にする者同士で協力し合い、取り組みについて発信していくことは、長きにわたって社会に貢献する事業を行っていく上で大切だと感じます。

また、「maki×maki」のオーナー岡本匡弘さんとの対談でも伺った通り、人と人とがコラボレートすることや取り組みを価値づけして発信していく動きは、現代社会においてさらに求められていると言えます。

当社はコラボレートにより相乗効果を生み、社会に貢献していくことを理念として掲げており、 今後もこうした取り組みについて発信していきたいと思います。

引き続きよろしくお願いします。

 

【株式会社AN】インタビュー「maki×maki」岡本匡弘さんのお話から探るコラボレートすることの価値

2022-02-10 22:50:57 | 日記
 

株式会社AN代表取締役の向山かおりです。

前回、「maki×maki」のオーナー岡本匡弘さんへのインタビューさせていただいたことを記事にしました。

岡本さんのお話から得たものが大きく、 引き続き今回も、気づいたことや感じたこと、また、当社で力を入れていきたいコラボレーションに関することを書いていきます。

岡本さんはカンボジアやラオスの伝統あるシルクやコットンなどの天然素材を使ったハンドメイド製品を販売する「maki×maki」を経営されています。

デザインや品質の改良・管理に力を入れ続け、 商品を手に取るお客様に、良質で価値のあるものを届けることにこだわってこられました。

さらに、フェアトレードとしてカンボジアやラオスの女性や子ども達の雇用支援もされています。

原料や製品を適正な価格で購入することにより、生産者や労働者の生活の改善と自立に寄与することで注目を集めているフェアトレード。

フェアトレードは、SDGsと親和性が非常に高いことでも着目されているようです。 フェアトレードとSDGs|Fair Trade Forum Japan

今回のインタビューで岡本さんとお話させていただいて、 フェアトレードに対するこだわりに加え、人徳を感じる謙虚な立ち振る舞いや、お人柄のよさを印象深く感じました。

現地の方への想いや信頼を築くこと、同じようにフェアトレードやエシカルの事業を扱う方との横の繋がりを大切にされていることなど、 お聞きしたエピソードからも、ビジネスライクでは決してとどまらない、温かみのある関係性づくりのご尽力をうかがうことができました。

試行錯誤しながら、商売を通して様々な壁を乗り越えていったような人間性の深みには尊敬の念を示すばかりです。

今後の展望を伺ったところ、 同様の取り組みを行っている方々と全国の輪で集まったり、情報を共有したりしながら、連携を深めて行きたいとのお考えでした。

さらに、日本の伝統品を海外に出していくことにも価値を感じていらっしゃいました。

岡本さんのおっしゃる通り、 確かに草の根活動で、小規模な事業者による地道な取り組みが主流かもしれません。

今まで幅広い経験や知識を培ってこられた岡本さんですら、「同じ志を持った事業者、展望に共感してくださるお客様、まだ出会えていない海外の人々など、より繋がりを広げていく」ことの重要性を考えていらっしゃいます。

SDGs、エシカル、オーガニックを「流行語」で終わらせないためにも、 今、人と繋がっていくこと、コラボレートすることが、今後の未来をつくる大きな役目を果たそうとしているのではないでしょうか。

特定の商売に限らず、現在、ほとんどの企業が抱えている共通課題は、 これから人と繋がっていくことのように感じます。

広く認知されることや、理念に賛同する従業員や顧客を持つこと、 国内や海外に向けたブランディングや発信力を高めることは、

すべて共通の想いを持つ方同士のコラボレーションで解決できるのではないでしょうか。

当社は、コラボレートすることによって相乗効果を生むことをビジョンに掲げ、 一人きりでは容易でないことをも実現する新たな価値を世の中に提供していきます。

人との繋がりによって、事業に携わる方々の課題解決の一助となれたら幸いに思います。

引き続きよろしくお願いします。

 

【株式会社AN】ハンドメイドシルクショップ「maki×maki」の岡本匡弘さんとのインタビューから感じたこと

2022-02-03 16:25:39 | 日記
 

株式会社AN代表取締役の向山かおりです。

以前の記事で、フェアトレードに関する当社の考え方と取り組みについてご紹介させていただいたことがありました。

これに関連して先日、ハンドメイドシルクショップ「maki×maki」のオーナーの岡本匡弘さんに、フェアトレードに関する取り組みや今後のビジョンについてインタビューさせていただきました。

今回は、このインタビューを通して感じたことについてご紹介したいと思います。

岡本さんが経営されている「maki×maki」は、カンボジアやラオスのシルクやコットンでつくられた、フェアトレードのハンドメイドの商品を取り扱っています。

シルクやコットンの天然素材にこだわり、丁寧に手作りされたものを販売し、フェアトレードとして現地の女性や子ども達の雇用支援にも貢献しています。

岡本さんは、フェアトレードの価値観が日本で広まり始めた初期のころから現地の生産者の方と取引されており、 海外の方と円滑に仕事していけるよう丁寧なコミュニケーションを心掛けたり、同様の取り組みを行なっている方とのつながりを大切にしたりしながらお仕事されてきたそうです。

こうしたお話を伺う中で大きく2点大切なことを学ばせていただきました。

1点目は、フェアトレードの価値観が一過性のものではなく、浸透し定着するまで継続すること。

岡本さんが事業に携わり始めた頃は、フェアトレードやSDGsの考え方は欧米では広まりつつあったものの、日本ではまだまだこれからという時代だったそう。

このような中でスタートしたこともあり、フェアトレードという価値観を大切にしながら、 商品自体がお客様に価値を提供するものとなるよう、手作りの商品であっても品質を保てるようこだわってこられたとお話しされていました。

現在は日本でもフェアトレードの考え方はある程度広まってきていますが、 これが単なる流行とか一過性のものではなく、定着してこそ真の意義があると言えるでしょう。

お客様にクオリティの高い商品を届ける努力を継続しながら、こうした価値観を発信し続けることを大切にしていこうと思いました。

2点目は、志を共にする方との横のつながりをつくっていくこと。

フェアトレードに関する取り組みを行っている事業は増えてきていますが、 広く社会にこの考え方を浸透させていくためにも、価値観を共通にする方とのつながりを広げていきたいとお話しされていました。

今回お話を伺う中で、フェアトレードという言葉の背景には、 海外の生産者の方との丁寧なコミュニケーション、同様の取り組みを行っている方との関係性づくりなど多くの地道な努力の積み重ねがあること、 さらに、このような積み重ねがあってこそ事業として成立するということを深く感じました。

当社の理念と共通するフェアトレードの価値観は重要と考えており、 共通する想いを持つ方とのコラボレーションにより、こうした価値ある取り組みについての発信力を高め、動きを加速させていきたいと考えています。

今後もフェアトレードを始めとして、当社の理念と志を共にする方とのコラボレーションを大切にし、様々な取り組みを発信していきます。

引き続きよろしくお願いします。