株式会社AN代表取締役の向山かおりです。
前回は「3R推進月間」についてお話しし、 環境省が提唱する循環型社会のライフスタイル「Re-Style」に関する様々な取り組みが行われていることをご紹介しました。
そして10月24日は、1945年10月24日に国際連合が発足したことを記念する「国連の日」でした。
この日を含む10月下旬には、様々な企業、団体でイベントが行われ、SDGs等に関する取り組みを発信しています。
今回はその中でも、10月24日〜31日の「グローバルメディア情報リテラシー週間」から、情報リテラシーについて考えてみたいと思います。
「グローバルメディア情報リテラシー週間」は、健全な社会には知識を持った市民が必要であるとの考えから、 UNESCO(国連教育科学文化機関)がメディアと情報リテラシー、デジタルシチズンシップの促進に取り組むものです。
インターネットで情報をシェアする前に留意すべき点など、情報リテラシーに関する知識をSNS等も用いて発信しています。
日本でも今月、改正プロバイダ責任制限法が施行され、インターネット上の誹謗中傷の被害者救済が強化されたことが話題になりました。
このように情報リテラシーの大切さについて議論される機会が近年増えてきていますが、そもそもなぜ情報リテラシーは大切なのでしょうか。
現代はインターネットやSNSが普及した情報社会。
限られた人が本や新聞、ラジオ、テレビなどの媒体を通じて情報を発信していた時代に比べると格段に、個人が世界中の様々な情報に触れ、発信することが容易になりました。
私たちはこうして日々触れる情報に基づいて様々な判断を下し、行動していますが、 誰もが情報を発信することができるようになったことで、判断の基となる情報が事実に基づく正しいものなのか、見極めることがより求められています。
私たちが情報リテラシーを身につけることは、健全でサスティナブルな社会を形成する上でますます欠かせないものになっていると言えるでしょう。
SDGsの考え方が近年広まりつつありますが、 これは地球環境を守っていくことと同時に、私たち自身が健全な経済社会、情報社会の中で自己実現し、ウェルビーイングな人生を歩んでいくことにも関わるもの。
情報リテラシーを身につけることは、私たちの社会の健全な発展に必要で、SDGsの諸目標を達成する上でも大切なものです。
当社もサスティナブルな社会の形成に貢献することを目指す企業として、今後もSDGsの様々な観点から情報を発信してまいります。
引き続きよろしくお願いします。