アンジェリークの医療用ウィッグ ブログ

銀座 市川にて全国から製作依頼がある医療用ウィッグ 
ANGELIQUEです 

すごく嬉しかった事

2011-03-28 22:16:20 | 患者さまの声(メッセージ 頂き物)
先日素敵な思いをいただきました

Hさま昨年ウィックを制作していただき 何回か調整カットにいらしてくれました

いよいよ職場復帰するので最終調整してほしいとの事

きの   「いよいよ復帰するんですね」

Hさま   「そうなんです 少しきれいにしていこうとおもって
      きのさん みて下さいこれ買っちゃいました」

きの   「えっ ウイッグですか」


うちで作ったウイックが気に入っていて、大事にしたいからと
使用頻度を減らしたく買い物用などにと購入したようです

服にもお気に入りがあるように ウイックにも1番手 2番手があるようですが

当然自分が作ったウイックは1番手であり続けなくてはいけません

だって一人一人に似合わせて切っているのですから

そんな思いをH様はいつも感じてくれています



Hさま   「きのさん今日もありがとうございます これプレゼント」

きの   「えっ ありがとうございます プリザーブドフラワーですか」

Hさま   「病気をしてから時間があったので作り方覚えたんです
      今日はカットもしたかったけど これをお渡ししたくて」



ヘアスタイル&心もキレイにしてくれて・・・


手作りのプリザーブドフラワー

メッセージも素敵だったし、本当に嬉しかった

ウイック作りに携わって 沢山のメッセージをいただくようになりました

ほとんど毎日患者様と接しています。皆さん抗がん剤治療中で大変な状況なのに

感謝お言葉を沢山いただき、また自分の姿勢を見てくれている人がいると思うと

励みになります

Hさま ありがとうございます 感謝です












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ちょっぴり嬉しかった事

2011-03-24 22:23:27 | ショートスタイル
地震後の皆さん大変な時だと思いますが、ウイックの制作依頼は続いています

ウイックは必要なもの

時代の流れとはあまり関係ないようです


今日いらしてくれだSさま

パンフレットを見ていらしてくれました

お店からは30キロほど離れた病院ですが、2週間前補充に行ったばかりでした

何故か補充するといらしてくれる方が増えます

そこの病院には有能な看護師さんがおり、一度患者さまのご紹介でご挨拶させて頂きました

その後 ヘアケアにかんしての資料などたまに送ったりしていました

ただとにかく忙しい方なのでご挨拶は一度しかしていませんでした

今回S様はたくさんのパンフレットから自分たちヘアエピテーゼを選んでくれました

看護師さんにも相談すると、看護師さんも「大きな声では言えないけど、きっといいと思うよ」

と薦めてくれたというのです

有能な看護師さんですから、公の方なので病院の立場もあると思います

でも自分たちの活動を見ていてくれた ちょっぴ認められた事が嬉しく

やっぱり病院回りを続けていて良かったと心から思います


やはり素敵な人の周りにはすてきな人が多いようです

Sさまも手術したんばかりですが自分たちにたくさんの感謝の言葉をいただきました





ACのコマーシャルではありませんが感謝を貰って、感謝で返す、感謝のこだまが広がって

素敵な世界が広がっています ありがたい事です









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いろいろな立場

2011-03-21 18:18:04 | 今日の出来事
先週の月曜日の時点ではお店もどうなってしまうのか心配していましたが

今週は営業できない時間帯もあるにはありましたが ウイックの制作依頼はいつもと変わらずありました

また停電中昼間だったのですが不自由な中でも問題なくウイック製作が出来た事は自信にもなりました

本日製作したKさま 

千葉県でもトップクラスの病院に通院中ですが、普通に計画停電にかかっているらしく、スケジュールが組めないそうです

手術後で予後の状態で今現在は特に悪い状態でもないから、こう停電が続くともう治療もどうでもいいや

みたいな気持ちになるらしく、患者さんどうしでもそんな話が出ているそうです


また最近皆さん感じていると思いますが、ACのコマーシャル 「子宮頸がん 乳がん」のコマーシャルがあります

自分も確かに多いなとは感じていました。ただ手術したばかりのKさまには早く忘れたいのにおもい出されてつらい

というお話を聞いて あらためて考えさせらてしまいました


停電にしても 自分たちももちろんつらい思いをしています。ただ今現在弱い立場にいる方や、お年寄りは

どんな思いでいるでしょうか

東京都は中心だから比較的、影響が少ない千葉や埼玉や神奈川は計画停電でも大丈夫でしょうみたいな

情けない話ですが自分の店が千葉で何回も停電を経験し 家が都内で停電知らずなので、家族の停電に対しての意識の低さはすぐわかります

やっぱり温度差があります


自分がなにかできる問題でもないとは思いますが、いろんな状況があり いろんな立場の方が世の中にはいます

それを知った上での行動がもとめられているのをあらためて感じ

ウイックを製作するうえで、いろんな状況の患者さまと接し わからなくてもいけないし、わかりすぎてもいけない事を

強く感じた1日でした








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感謝

2011-03-18 22:23:48 | 今日の出来事
今日も停電  

開店前 中よりお店の外で日を浴びてる方が暖かいのです

店の前です ピクニックではありません


日向ぼっこ 何十年振りだろう

記憶がありません

お湯もないのでコーヒーすら飲めないのです


ただ計画停電が終われば 時間が短くなったせいか忙しいのです

ちゃんと時間に合わせて電話をしてくれる方

HPの営業情報を確認してくれる方

「ありがたい限りです」 感謝の気持ちが高まります


そんな中いつもお世話になっているH様が娘さんを連れていらしてくれました

娘さんは昨年持病があり大きな手術を受けたばかり

ストレートパーマをいつかかけさせてあげたかったH様

美容室で長時間いすに座っているのはきっと無理だと思っていたと思います

今回くせが強い娘さん初ストレートに感激

自分たちも喜んでいただきすごく嬉しくなってしまいました

H様も喜んでいる娘さんを見て 目頭を押さえました


また医療用かつらを扱って感じる事があります

患者さまからホントにたくさんの感謝の言葉をいただくのです

シャンプーだけはアシスタントにお願いするのですが

患者さまは1~2年なかなか美容室にはいけないので

シャンプーを「ホントに気持ちいい ありがとう」

とアシスタントもたくさん言葉をいただくみたいで

先日そんな報告を受けたところでした

当たり前の事が出来ない

患者さまは一番よく知っているのだと思います




当たり前にあるものが溢れている現代社会

出来ないと思っていたものが出来たり

来ないと思っていたお客さまが来てくれたり

太陽の光りまでもありがたかったり


とにかくひしひしと感じます

感謝の心 いつでもどんな時でももち続けたいものです

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お店の営業について

2011-03-16 22:27:30 | 今日の出来事
先日の地震の影響で計画停電が市川市でも始まりました


美容室やウイックの製作をお休みすることはありません

予約の時間が少し制限される程度です


特にウイックの制作 ご相談に関しましては 16時ぐらいまででしたら

もし停電になっていても問題ありません 昼間は日が燦々と入って明るいです



ウイックの制作に関しては、メーカーから来た段階で、自分がシャンプーをして、ブローをして

一番いい状態にしてあります なので当日はカットだけになります。電気や水は使いません

もちろん試着ご相談でしたら通常30分ほどで終わりますので こちらも問題がありません


今は美容室も計画停電で時間の余裕がいつもよりあります

ウイックもじっくりと制作が出来ると思います

安心してお問い合わせ下さい


自髪デビューやメンテナンスは計画停電が1週間単位で出そうなので1~2日前にお電話いただけたら

ご予約できる時間をお伝えします



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「うみちゃん」

2011-03-03 22:30:50 | 忘れられない出来事
先月 ちゃんとしたウイックが欲しいとウイックを作ってくれたNさま

修正カットにいらしてくれました

Nさまは4歳の女の子のお母さん。

患者さまもいろんなタイプ、いろんな状況があります

Nさまはテンションが高く 笑顔が素敵な女性

普通にしていれば、今抗がん剤治療中の女性には見えません

初対面でしたが話は弾みました


そんなNさまのお子さんの話

いつもウイックを作られた方には美容師カット練習で使うマネキンを短く刈り込んで差し上げているのです

ただ首だけですから

気持ち悪いとか、いらないわとか散々な扱いを受けています

まあ初めての方が見ればその通りだと思います

Nさまのお子さまも初めてそのマネキンが家に来た時は驚いて逃げ回ったそうです

あまり怖がるので家の一番目立たない場所にしまっていたそうです

Nさまがウイックを使わない時はもちろんマネキンにかぶしておきます

そんなおママの髪をかぶったマネキンにお子さまはきっと恐る恐る近ずいたのだと思います

マネキンも髪があればもちろんかわいらしい美人さんです

そんなマネキンをいつしかお子さんは愛おしくなったようです

ある日

「ママ、この子(マネキン)になまえつけていい、名前うみちゃんにしようと思うの」

それからうみちゃんの事が大好きななったお子さまは

「ねえ ママ今度お出かけするとき 一緒にうみちゃんも連れてっていいかな」


なんか微笑ましいというか、

何でそんな感情になったのか?

「うみちゃん」がママの分身となったのか?


でもこの話が何故かほっとして

自分の心から離れないのです

もちろん「うみちゃん」の事が大好きななりました






何故か差し上げたマネキンに名前を付けて下さる方が多数いらっしゃいます

いつしか皆に可愛がられて大事にされています

やっぱり分身なのでしょうか



















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