フィッテイング 自然なウイッグには欠かせません

昨年末　ウイッグを作られた方の調整が続いています

今日いらしたAさまもお仕事はお休みせず治療を続けています

年末31日にボブだった自髪をショートヘアーにしておつくりしました

年始からウイッグでお仕事に行けるようスケジュールを組みました


Aさま　 「今日仕事帰り美容室行ってきます」

ご同僚　「今日行ってくるんだ、いつものところ？どこか違うところ？」

Aさま　 「今日変えてみようと思って」

ご同僚　「週明け楽しみにしてるね」

ご同僚に病気のことをお伝えして　治療もすると言ってあったはずなのに

全然気がついていない様子　みんな気が付かないそうです

優しく微笑んでくれるAさま　　ひとまず良かったです


ショートヘアから　脱毛は進んでほとんど脱毛していました

ここから再調整本当のフィッティングをしていきます


フィッテイングというのはその方の頭に合わせてウイッグを縫い付ける技術で

フィッテイングがしっかりしていると　スタイルが自然さが増します

そしてウイッグがずれることがなくなり安心してウイッグで生活できます

1年間ぐらいかけて意識して勉強しましたので今迄以上に

鏡を通して見える患者さまからも表情から自然さを

今まで以上に感じられるようになりました


会社でももあまり気が付かれなかったそうです


前髪を1センチカットしただけ　あとはAさまの頭の形に合わせてフィッテイングしてみました

「本当に違和感がなくなりました」とAさま


お仕事をいつも通り　幼稚園のお迎えをいつもとうり気兼ねなく

治療で脱毛はしてしまったけどこのウイッグがあるおかげで

内にこもることもなく普通に生活しています・・・

今たくさんのお声を頂いて本当に良かったと毎日感じています

Aさま　ありがとうございました。


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新春ですね

今年のお仕事もスタートいたしました

今日は銀座でウイッグのご依頼がありいつものように歌舞伎座の地下広場を

通ってお店に向かいました

素敵なお花が植えこまれていました



假屋崎　省吾さんの作品でした　「啓翁桜」山形の桜らしいです

（ANGELIQUEのななめ前歌舞伎座の前にに假屋崎さんの教室があります）


元気になった患者様のからの年賀状も何枚かあり

写真なども添えれれているとうれしくなります

一つの封書がありました

ある患者さまの旦那様からのお手紙でした

「家内が手術後2年がたって検査を受けましたが結果が良好とのことで
　やっと一息つけそうで前々からきになっておりましたお礼を申し上げたく
　お手紙をさせていただきました
　治療の副作用で髪が抜けることも想像つかず不安でいっぱいでしたが
　木野さまのお店があることで家内はじめ私もどれだけ勇気ずけられたか
　計り知れません。
　残念ながら病気になってしまう方は今後いらっしゃると思いますが
　木野さまのお店に支えられ社会復帰できる方も多いと思いますので
　お店の存在に感謝している一人です
　本来なら家内が直接お礼を申し上げるべきところですが
　当時の辛さを一緒に思い出してしまうようで私も家内には
　内緒でお手紙しております
　感謝の気持ちには二人とも変わりありませんのでどうぞ
　お許しください・・・・」


癌、抗がん剤治療、家族をも巻き込む大きな出来事

ただウイッグを作るだけではなく、

自分たちのできること・・全力でサポートさせていただく

そんな思いだけでやってきました

奥様に内緒にしてでもお礼をお伝え頂いたこと

そして　おふたりが普段の生活の中で自分たちがいたことで

本当に、支えられたと感じていただけていたのなら

お手紙を読んでにこのお仕事をさせて

頂いていていろんなことに感謝しました


最高のお年玉を頂いた気がします

いいスタートが切れました。

今年も全力でサポートしていきます

皆様今年もよろしくお願いいたします。


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