歯に被せていた銀歯がとれたので、歯医者に行った。覚えていないが、10年以上?もしかしたら20年?ぶりのはずだ。
受付の女性は言葉遣いも丁寧なアラサーの美人だ。前に来た時は可愛らしいが気の強そうな女の子が受付だったのを覚えている。なんで覚えているかというと、痛い歯の治療が終わってからも、理由をつけては次の予約、次の予約を入れてくるのが小賢しかったからだ。もちろん俺は途中で止めた。
さて、治療室の電気椅子に座る。歯医者が資料を見て「ほう、最後に来ていただいたのは平成八年ですね。」といった。平成八年!17年間俺は歯医者にかかっていなかったのだ。
今日の治療は歯の型を取って終わりだった。帰りに受付に立ちよる。さっきのアラサー美人が、「平成八年だったんですね」と言ってきた。内心それがなにか?と思ったが、美人の語尾に会話の続きを期待しているような感じを受けたので、「はい。17年ぶりです。」と答える。美人はなぜかはにかんでみせた。俺は冗談で「十七年まえは、もういらっしゃいましたか?」と聞いてみた。まさかー!という答えを想定していたら「はい!いました!」と答えるではないか!ええ~っ!
俺「覚えてます?」
美人「なんとなく・・・あんまり変わってないですね!」
なんとなく、と答えたのはテレ隠しだろう。美人はずっと俺を待ち続けていたのだ!俺の記憶にある女の子はこんな美人に育っていたのだ!
美人「・・・えと、次回の御来院はちょっと間が開きまして、」
俺「今夜はどうなんだ?」
美人「え?」
俺「診察は六時までなんだろ?7時に天狗飯店でどうだ?」
美人「えっ!でっでも・・・あっ、あの、着替えに帰ってからでもいいですか?」
俺「服なんかどうでもいい。どうせすぐ脱ぐんだから。つか白衣のままで来い」
美人「えっ!あっ!はい!(はーと)」
途中より妄想。
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