グリムス キーワード「酸性雨」
ご訪問してくださり、ありがとうございます
スカパーの、Super ! drama TV で、放送されている、
『 WITHOUT A TRACE 4 FBI 失踪者を追え! 』
( WITHOUT A TRACE : 略して、W A T ) の 第74話
( シーズン4 の 第4話 ) 「 失われた時間 」
( 原題 : Lost Time ) を、見ました。
Super ! drama TV 『 WITHOUT A TRACE 4 FBI 失踪者を追え! 』
↑ いちばん上の画像は、
FBI 失踪者捜査班の 5人のエージェントたちです。
【 ※ ここから先は、このドラマのストーリーの、
ネタばれが、含まれています! ご注意を!! ※ 】
第4話 「 失われた時間 」 の あらすじ
スカイ・ピーターセンという、アメリカ人の女子大生が、
ある日、忽然と、失踪します。
しかし、この事件は、ジャック ・ マローン 特別捜査官と、
ヴィヴィアン ・ ジョンソン 特別捜査官が、
7年前に、スカイと不倫をしていた、トマス・ビールという助教授を、
容疑者として逮捕し、自供にもとづく、殺害容疑で、
起訴され、遺体は見つからないまま、有罪になった、事件でした。
その7年後に、スカイのIDが入った、リュックをもって、
リサイクル・ショップに現れた、スカイと見られる人物が、
店の防犯カメラに映っていた、という情報が、
FBI失踪者捜査班に、もたらされますが…。
捜査をすすめていくうちに、ビールが冤罪である可能性が、
出てきました…。
7年前に、スカイと同じ大学に通い、同じ寮に住んでいて、
スカイをストーキングしていた、ポールという人物が、
捜査線上に、浮かんできます。
ジャックとヴィヴィアンが、ポールを取り調べしていくうちに、
7年前に、起こった新事実が、明らかになっていきます。
彼は、スカイとそっくりの女性と、結婚していました。
スカイのIDの入ったリュックを、店に持ち込んだのは、
その女性だったのです…。
7年前、スカイの不倫相手のビール、の妻が、夫の浮気に気が付き、
スカイを呼び出し、自分が妊娠していることと、夫と別れるよう、
彼女に告げます。
そして、悲しみのあまり、失踪するスカイ。
スカイ失踪事件の容疑者として、ビールが逮捕され、
街に、自分の写真と、目撃情報を求める広告が、貼られている
のを知った、スカイは、このことを、親や友人に知られたくない
あまり、追いつめられてしまうのでした。
車が故障してしまったために、立ち往生していたスカイは、
彼女を、ずっとストーキングしていた、ポールに声をかけられ、
「 この近くに、素敵な景色のある場所があるんだ 」と、
その誘いに乗ってしまい、その場所で、ポールと口論となった
彼女は…。
FBI の捜索で、崖の下から、スカイの遺体が、7年の時を経て、
発見されました…。
「 自分の捜査ミスだ… 」と、つぶやく、ジャック。
「 あの時、捜査員を増やすように言っていた、君の意見に
従っていれば… このようなことには、ならなかった
かもしれない… 」と、肩を落として、ヴィヴィアンに言うのでした。
「 多額の補償金を、払うことになるわね… 」と言う、ヴィヴィアン。
「 ああ、彼は、俺を憎んでいるだろうからな… 」と、言い、
たったひとり、オフィスに残る、ジャックでした。
第4話 「 失われた時間 」 の 感想
FBI失踪者捜索班の5人のエージェントのひとり、
マーティン ・ フィッツジェラルド 特別捜査官は、
あれから、すでに、復帰していましたが、松葉づえをついていて、
薬を服用しながら、痛みに耐えている状態で、しばらくは、
内勤のみを、余儀なくされていました。
そのため、ジャックは、マーティンの代役として、
新たな捜査官、 エレナ ・ デルガド 特別捜査官を、
チームに、配属させることになりました。
エレナの印象は、とにかく、頭がきれる人、という感じですね。
年齢は、?ですが、わたしの見た感じでは、
サマンサ ・ スペード 特別捜査官よりも、少し若そうです。
まあ、彼女のほうが、先輩でもありますからね。
でも、エレナは、サマンサも驚くほど、聴き込み捜査に
おける、とっさの判断力や、推理力、容疑者や、その周りの人物
の心理を、たくみに読み取り、かなりのやり手、と見ました。
そこらへんは、ダニー ・ テイラー 特別捜査官 と、
似たところがあると思いましたね。
最初に、ふたりがオフィスで、顔を合わせた時に、
「 私たちの荷物は、ここには持ち込まないでね 」と言った
エレナの言葉が、ちょっと、気になりますが…
話は、変わりますが…
日本の警察もののドラマだと、わたしは、横山秀夫さん原作の
テレビドラマ 『 顔 』 が、おもしろくて、よく見ていたのですが、
『 W A T 』 を見るようになって、驚いたのが、
アメリカと、日本の、女性捜査官の、「 立場の違い 」 です。
サマンサや、エレナは、ふたりで、ペアを組んで、
聴き込み捜査など、男も女も、関係ない、幅広い捜査
をしていて、とても、優秀な捜査官として、描かれています。
テレビドラマ 『 顔 』 では、主人公の、仲間由紀恵さん、
演じる、平野瑞穂巡査は、人の顔を、一瞬見ただけで、
驚くほど、正確に、似顔絵を書くことができる、優れた能力を
もっています。そして、推理力や、相手の微妙な心理を、
読み取ることにも、たけています。
しかし、 瑞穂は「 女性捜査官 」 である、というだけで、
その能力を認めてもらえず、活躍する場さえ、与えられない
でいました。
男だらけの、組織の中で、解決の糸口が、見つけられずに、
難航している事件を前に、瑞穂のひらめきと機転で、
解決に至ることが、ほとんどなのですが、それでも、
彼女は、昇進することなく、以前に所属して、活躍した、
本人も希望している、得意な似顔絵を生かした、
鑑識課に、配属されることもなく、
ずっと、交通安全課に、勤務したままでした。
これらは、ドラマなので、実際とは、異なることがあるとは
思いますが、それでも、かなり、実際と近い部分もあると
思います。
『 顔 』 の原作者の、横山秀夫さんは、元新聞記者で、
その時に、警察に取材した経験をもとに、この小説を、
書いたそうです。
そして、 『 W A T 』 は、このドラマの監修を、
引退した、元 FBI 特別捜査官が、担当しています。
ちなみに、ジャックの上司は、女性の失踪者捜査班の指揮官です。
話は、もとに戻り…
ジャックは、以前、ダニーに、マーティンと行動を共にしながらも、
彼に、重傷を負わせてしまった責任を感じて、自分を見失っていた
彼を、激しく非難していましたが、そのジャックも、自分の捜査ミス
から、冤罪事件を起こすことになり、
結果的に、妻子ある人と、その家庭を、奪い、7年間もの間、
罪のない人に、罰を与えてしまったのです…。
その、払わなければならない代償は、どれほど大きなものでしょう…。
人間ですから、誰でも、間違いをおかしてしまうことは、
あると思います。だからこそ、人間である、とも言えますが…
間違いを、おかしてしまうことが、許されない、仕事に就いている
人間の、責任の重さに、あらためて、考えさせられました。
それでも、ジャックは、これから、いくつかの、
「 重い責任 」 を、背負いながら、危険に満ちた、
難解な事件に、立ち向かって行かなければならないのです。
他の5人の失踪者捜査班のエージェントたちも、同じように…。
彼らは、「 ヒーロー 」 でありながらも、常に、
無意識のうちに、自らを犠牲にしているのだと思います…。
読んでくれて、ありがとうです
ほいじゃ、また。。。
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『 WITHOUT A TRACE 4 FBI 失踪者を追え! 』
( WITHOUT A TRACE : 略して、W A T ) の 第74話
( シーズン4 の 第4話 ) 「 失われた時間 」
( 原題 : Lost Time ) を、見ました。
Super ! drama TV 『 WITHOUT A TRACE 4 FBI 失踪者を追え! 』
↑ いちばん上の画像は、
FBI 失踪者捜査班の 5人のエージェントたちです。
【 ※ ここから先は、このドラマのストーリーの、
ネタばれが、含まれています! ご注意を!! ※ 】
第4話 「 失われた時間 」 の あらすじ
スカイ・ピーターセンという、アメリカ人の女子大生が、
ある日、忽然と、失踪します。
しかし、この事件は、ジャック ・ マローン 特別捜査官と、
ヴィヴィアン ・ ジョンソン 特別捜査官が、
7年前に、スカイと不倫をしていた、トマス・ビールという助教授を、
容疑者として逮捕し、自供にもとづく、殺害容疑で、
起訴され、遺体は見つからないまま、有罪になった、事件でした。
その7年後に、スカイのIDが入った、リュックをもって、
リサイクル・ショップに現れた、スカイと見られる人物が、
店の防犯カメラに映っていた、という情報が、
FBI失踪者捜査班に、もたらされますが…。
捜査をすすめていくうちに、ビールが冤罪である可能性が、
出てきました…。
7年前に、スカイと同じ大学に通い、同じ寮に住んでいて、
スカイをストーキングしていた、ポールという人物が、
捜査線上に、浮かんできます。
ジャックとヴィヴィアンが、ポールを取り調べしていくうちに、
7年前に、起こった新事実が、明らかになっていきます。
彼は、スカイとそっくりの女性と、結婚していました。
スカイのIDの入ったリュックを、店に持ち込んだのは、
その女性だったのです…。
7年前、スカイの不倫相手のビール、の妻が、夫の浮気に気が付き、
スカイを呼び出し、自分が妊娠していることと、夫と別れるよう、
彼女に告げます。
そして、悲しみのあまり、失踪するスカイ。
スカイ失踪事件の容疑者として、ビールが逮捕され、
街に、自分の写真と、目撃情報を求める広告が、貼られている
のを知った、スカイは、このことを、親や友人に知られたくない
あまり、追いつめられてしまうのでした。
車が故障してしまったために、立ち往生していたスカイは、
彼女を、ずっとストーキングしていた、ポールに声をかけられ、
「 この近くに、素敵な景色のある場所があるんだ 」と、
その誘いに乗ってしまい、その場所で、ポールと口論となった
彼女は…。
FBI の捜索で、崖の下から、スカイの遺体が、7年の時を経て、
発見されました…。
「 自分の捜査ミスだ… 」と、つぶやく、ジャック。
「 あの時、捜査員を増やすように言っていた、君の意見に
従っていれば… このようなことには、ならなかった
かもしれない… 」と、肩を落として、ヴィヴィアンに言うのでした。
「 多額の補償金を、払うことになるわね… 」と言う、ヴィヴィアン。
「 ああ、彼は、俺を憎んでいるだろうからな… 」と、言い、
たったひとり、オフィスに残る、ジャックでした。
第4話 「 失われた時間 」 の 感想
FBI失踪者捜索班の5人のエージェントのひとり、
マーティン ・ フィッツジェラルド 特別捜査官は、
あれから、すでに、復帰していましたが、松葉づえをついていて、
薬を服用しながら、痛みに耐えている状態で、しばらくは、
内勤のみを、余儀なくされていました。
そのため、ジャックは、マーティンの代役として、
新たな捜査官、 エレナ ・ デルガド 特別捜査官を、
チームに、配属させることになりました。
エレナの印象は、とにかく、頭がきれる人、という感じですね。
年齢は、?ですが、わたしの見た感じでは、
サマンサ ・ スペード 特別捜査官よりも、少し若そうです。
まあ、彼女のほうが、先輩でもありますからね。
でも、エレナは、サマンサも驚くほど、聴き込み捜査に
おける、とっさの判断力や、推理力、容疑者や、その周りの人物
の心理を、たくみに読み取り、かなりのやり手、と見ました。
そこらへんは、ダニー ・ テイラー 特別捜査官 と、
似たところがあると思いましたね。
最初に、ふたりがオフィスで、顔を合わせた時に、
「 私たちの荷物は、ここには持ち込まないでね 」と言った
エレナの言葉が、ちょっと、気になりますが…
話は、変わりますが…
日本の警察もののドラマだと、わたしは、横山秀夫さん原作の
テレビドラマ 『 顔 』 が、おもしろくて、よく見ていたのですが、
『 W A T 』 を見るようになって、驚いたのが、
アメリカと、日本の、女性捜査官の、「 立場の違い 」 です。
サマンサや、エレナは、ふたりで、ペアを組んで、
聴き込み捜査など、男も女も、関係ない、幅広い捜査
をしていて、とても、優秀な捜査官として、描かれています。
テレビドラマ 『 顔 』 では、主人公の、仲間由紀恵さん、
演じる、平野瑞穂巡査は、人の顔を、一瞬見ただけで、
驚くほど、正確に、似顔絵を書くことができる、優れた能力を
もっています。そして、推理力や、相手の微妙な心理を、
読み取ることにも、たけています。
しかし、 瑞穂は「 女性捜査官 」 である、というだけで、
その能力を認めてもらえず、活躍する場さえ、与えられない
でいました。
男だらけの、組織の中で、解決の糸口が、見つけられずに、
難航している事件を前に、瑞穂のひらめきと機転で、
解決に至ることが、ほとんどなのですが、それでも、
彼女は、昇進することなく、以前に所属して、活躍した、
本人も希望している、得意な似顔絵を生かした、
鑑識課に、配属されることもなく、
ずっと、交通安全課に、勤務したままでした。
これらは、ドラマなので、実際とは、異なることがあるとは
思いますが、それでも、かなり、実際と近い部分もあると
思います。
『 顔 』 の原作者の、横山秀夫さんは、元新聞記者で、
その時に、警察に取材した経験をもとに、この小説を、
書いたそうです。
そして、 『 W A T 』 は、このドラマの監修を、
引退した、元 FBI 特別捜査官が、担当しています。
ちなみに、ジャックの上司は、女性の失踪者捜査班の指揮官です。
話は、もとに戻り…
ジャックは、以前、ダニーに、マーティンと行動を共にしながらも、
彼に、重傷を負わせてしまった責任を感じて、自分を見失っていた
彼を、激しく非難していましたが、そのジャックも、自分の捜査ミス
から、冤罪事件を起こすことになり、
結果的に、妻子ある人と、その家庭を、奪い、7年間もの間、
罪のない人に、罰を与えてしまったのです…。
その、払わなければならない代償は、どれほど大きなものでしょう…。
人間ですから、誰でも、間違いをおかしてしまうことは、
あると思います。だからこそ、人間である、とも言えますが…
間違いを、おかしてしまうことが、許されない、仕事に就いている
人間の、責任の重さに、あらためて、考えさせられました。
それでも、ジャックは、これから、いくつかの、
「 重い責任 」 を、背負いながら、危険に満ちた、
難解な事件に、立ち向かって行かなければならないのです。
他の5人の失踪者捜査班のエージェントたちも、同じように…。
彼らは、「 ヒーロー 」 でありながらも、常に、
無意識のうちに、自らを犠牲にしているのだと思います…。
読んでくれて、ありがとうです
ほいじゃ、また。。。
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