私の好きな、金子みすゞさんの詩です
星のこととか、 BUMP OF CHICKEN ( 略して、バンプ ) の音楽の、
特に、『 メロディーフラッグ 』 ( アルバム 『 jupiter 』 より )
のPVに、出てくる、どこの星にいるのか、わからないような、
広い海が、近くにある、不思議な場所に、
バンプのメンバーが、佇んでいて、
夜空に、満点の星たちが、輝いていたと思ったら、
あっという間に、昼間の明るい空になり、
一瞬にして、さっきまで輝いていた星たちが、消えて、
( 本当は、なくならずに、ずっと、そこにあるのだけれど )
なくなってしまうように、見えるところなど、
すごい、共通するところがあるなあ … と思います
『 星とたんぽぽ 』 詩 金子みすゞ
青いお空の底ふかく、
海の小石のそのように、
夜がくるまで沈んでる、
昼のお星は眼にみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ。
見えぬものでもあるんだよ。
散ってすがれたたんぽぽの、
瓦のすきに、だァまって、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根は眼に見えぬ。
見えぬけれどもあるんだよ。
見えぬものでもあるんだよ。
( 金子みすゞ 『 てのひら詩集 2 』 より )
「 見えなくても、そこにあるもの 」 って、
実は、とても、大事なもの、だったりする。
そういう、ふだん、忘れてしまいがちなことを、
私も、そうだけど、子供にも、いつか、わかる日が来て、
ずっと、忘れないでいてほしいなあ ・・・
と、願っています
読んでくれて、ありがとうです
それでは、また。。。
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