化石の日記Ver.2

ミーハーのたわごと。
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「坂の上の雲」

2009-11-29 23:45:17 | 読んだ本とか
今日(28日)、NHKで午後8時からやっていたドラマです。

モックンと香川さんにつられて見てしまいました


8時30分からボクシングを見ようと思ったのですが、

面白かったので、続けて最後まで...。

(NHKはCMがないので、ザッピングするタイミングが難しい)。

すまんのお。。。



主な登場人物は

本木雅弘→秋山真之

阿部 寛→秋山好古

この二人は兄弟(阿部ちゃんの方がお兄さん)。

香川照之→正岡子規

で、正岡子規は秋山真之の同級生で親友という設定(というか、全員実在の人物)。


何が面白かったというと、

時代背景が、けっこう「いま」とシンクロしていたから



明治の初めころからスタート。

このころ、廃藩置県で武士は一斉に仕事がなくなってしまい、貧乏に。

江戸時代、武士は公務員みたいなものだったはずなので、

今でいうと、官僚とかいわゆるひとつの天下り団体の

職員が失業してしまうってことですよね


秋山兄弟の家では、銭湯を経営したのですが、生活は苦しく

これまで下の身分だった町人出身?の子どもたちにバカにされたりしてます


明治の初めに、これまでの身分や地位が180度変わった。

そしてその後の日本。

もしかして、これまでの既得権をばっさり切り捨てた方が

あとあとになってうまくいくのかも…なんて思わせるものがあります



そんな中、3人とも学問を志して上京


同時に、日本は鎖国をやめて「開国」をしてから

かなりのハイペースで西洋化を進めていきます。


これは、アジア諸国も困惑し、

欧米からは「自分達の猿真似」とバカにされてたそうですが

もし、ここで頑張らなかったら、どこかの国の植民地になっていたはず



ドラマの最後の方は、多くの外国人が住んでいた横浜が舞台。

当時は、外国人が犯罪をおかしても、日本の法律では裁けなかったので

やりたい放題…みたいな場面が。


日本はもっと良くならないと、いつまでもこんなんだよーみたいな結論になり、

イギリスから輸入した巨大軍船(でしたっけ)が

入港したところで本日分終了でした




今も、時代の転換期であることは、間違えないのですが、

明治維新時は、ていうかこのドラマでは、

登場人物の上昇志向というか、

「良くしたい」「何とかしなくちゃ」みたいなパワーが凄いし、

人材も豊富だったんだと思う



だけど今はけっこうダウナー系というか、

収縮志向みたいなことになっているなあ

いかんいかん…

ということを感じさせるドラマでありました



来週の日曜日もあるみたい…

大晦日あたりで終わるのか、と思ったら

http://www.nhk.or.jp/matsuyama/sakanoue/schedule/index.html

えーーーっ2011年の年末に完結するの?

なんか凄い。。。。


正直いって、先週までやっていた大河ドラマよりも

リキ入っている感は、ありましたが。。。