化石の日記Ver.2

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洋楽が売れないってか???

2013-07-08 21:55:09 | 音楽の話
昨日にひき続き、


誰がJ-POPを救えるか? マスコミが語れない業界盛衰記
麻生 香太郎 (著)

ですが。洋楽については、

「もともと売れない」のひとことで片付けられてる(涙。。。


私は30年ぶりくらいに洋楽シーンをチェックするようになったのですが。

「売れない」ってビックリだよお!

30年の間に何があったの?


というわけで、ネット検索かけたのですが、

今社会問題となっている少子化同様、

ひとことで単純に語られる問題ではなさそう。


ちなみに、私が洋楽を聴かなくなったのは…

1986年くらいだと思う。



友人のススメでアジアンポップスにハマッた。


のと、

正確な年月はわからないのですが。

ラジオ日本で放送されていた「全米トップ40」。

それまでは、アメリカのラジオ番組“American Top 40”(そのまんまですね)の

音声でチャートを紹介し、

日本語で解説が入る…みたいな番組構成だったのですが。



ある日突然!


アメリカの番組が放送できなくなったーーーーー!


理由は記憶にないのですが、どう考えても著作権がらみだと思う。


日本語でチャートを読み上げて曲紹介するスタイルに変わったのですが。


日本のスタッフも頑張っていたのですが、

やっぱり、つまんないわけですよ。


どちらかというと、私にとってはその後の“全英トップ20”の前座だったので、

今にして思えば、タイマー録画でもして全英だけ撮るという選択もあったのですが。


たぶんそんな機能があるラジカセは当時高価だったのかも。



ネット上で、「洋楽が売れなくなった原因」でよくあげられるのが


洋楽のCDレンタルを、発売後1年は禁止。

という法律ができたことにより、ユーザーが減ったのではないか。

という意見。


上に書いた全米トップ40の例もそうだけど、

規制によって、アクセスしにくくなると

そのジャンル自体が衰退する…のかもしれないですね。


あと、86年くらいだと、そろそろ、ラップが流行りだしたころで。

私にとっては全然面白くなかったですねー

英語全然聞き取れないしーーー。



で、「誰がJ-POPを救えるか?」に戻るのですが、

この本によると80年代は

「ライブハウスとアルバムアーチストの時代」




朝ドラの影響で、最近クローズアップされてますが。

私は80年代が女性アイドルの全盛期だと思っていたので意外だ。


この本によると、それは70年代で、

80年代は“テレビに出ない”方がカッコイとされていて、

ライブを主戦場とするアーチストが若者に人気だったとか…


…そういえば、この頃って、

今の10代、20代が聞いたら呆れると思うけど、

「日本語でロックは可能か」


てことが、真剣に論じられてたのです。

しかも、雑誌「ロッキング・オン」とかで…


まだまだ日本のロックがイマイチだった頃…


…ということは、80年代の洋楽ブームていうのは、


そのころ主流になりつつあった、日本のアーチストには

いまひとつ興味がわかない、トンガッた若者、という

スキマ産業的な需要の産物だったのかも!!!!


今振り返ってみても、異常な時代でした。


それを象徴する動画がコレ。

宝焼酎CM シーナ・イーストン



シーナ・イーストンはイギリスの女性歌手。

日本ではそこそこの知名度だったのに、

いきなり楽曲&本人がCM出演。


80年代、こういうパターンがけっこうあって、

有名どころではMadnessとか…。

あと、もうちょっとマイナーな人もあったはず。


残念ながらバニーズはなかったの(涙。