化石の日記Ver.2

ミーハーのたわごと。
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梅雨にはどうかと

2014-06-30 00:01:30 | 読んだ本とか
ピート・タウンゼントの自伝を読んでます。

一応書いておくと、イギリスを代表するバンドのひとつ、

The Whoのギタリストです。


読み終わったら感想書こうと思ったのですが、

すごく長いので、途中経過を。


だいたい半分読んで、「四重人格」を出したあたりまで。

てことは、書いてあることのほとんどが70年代なのかも。


それで、ピートさん。

少年時代にいろいろあった(ネタバレになるので割愛)のが心の傷になり、

売れてきても、ロックンロールライフが、いまひとつ楽しめない。


ヒットアルバムを出したら、

次のはそれを超えるものを出さなければいけないという

とてつもなく重いプレッシャー。


人気が出れば出るほど、

妻子と過ごす時間がなくなったりと、


あと、いろんなビジネス上でのトラブルとか…


苦悩しっぱなしといっても過言でない。


ニジンスキーのモデルってこの人じゃないよね…とか

全然関係ないこと思ってしまった。


ロックスターの自伝と聞いて「痛快!」なものを連想すると

けっこう裏切られる内容。


そんなピートと対照的なのが、

The Whoのヴォーカリスト、ロジャー・ダルトリー。

ここに書かれている彼は。


タバコで退学になったけど、構わず学校に来て仲間とたむろしていた。

ザ・フーの前身となる「デイトゥアーズ」はロジャーが牛耳ってた。


ロジャーの暴力に耐えかねて、

ジョンとキースがバンドを辞めそうになったので

マネージャーが仲介して、何とか仲直りさせた。


ジョンとキースはドラッグ大好き、ピートは飲みまくり。

ロジャーはお酒もドラッグもあまりやらなかった。

なんでかというと、彼の回りにはいつも女性がいたから



…って。面白すぎ!


痛快!な部分はすべてこの人が持って行ってる(汗。。。


まさしく「陰と陽」な二人がいたこそ、

大成功をおさめたのでしょう。




当時(60年代)のイギリス音楽界の才能の集まり方が異常、とか

あの壮大な曲調はこういうわけだったのか、とか

当然のように、音楽ファンには楽しめる内容となってます。


が、何か重苦しい。

The Who - My Generation (Live at Monterey Pop Festival 1967 HD)


今だと、The Whoの代表曲はこれということになっていますが。

この曲を出した当時は、バンドはまだまとまってなかった。


ビートルズ、ストーンズが頭二つも三つもぬけていて

四番手五番手みたいな位置だった。


「トミー」でビッグバンドになったそうで

知らんかった…

やはり読書は大事。