どうして自分を信じてくれないんだ…
麻也は言葉を失い、部屋に上がる気になれず、玄関のドアを再び開けて部屋を出てしまった。
ぐったりしている諒もそれを止めなかった
。追ってきてもくれなかった。
(逃げるわけじゃない…)
諒が周りに吹き込まれたことは大方察しがつく。
麻也もやけを起こして、
(言ってやればよかったのかな、お前の男は
…って…無理だよ…)
そこまで考えるとさすがにめまいがして、麻也はエレベーターから降りると壁にもたれかかってしまった。
(これからどうしよう、こんな遅い時間に…)
それにもう日が変わって、今日は諒の25才の誕生日なのだから、戻らないわけにもいけないし…
(数時間前には武道館に立ってたのに、何でこんな…)
麻也は言葉を失い、部屋に上がる気になれず、玄関のドアを再び開けて部屋を出てしまった。
ぐったりしている諒もそれを止めなかった
。追ってきてもくれなかった。
(逃げるわけじゃない…)
諒が周りに吹き込まれたことは大方察しがつく。
麻也もやけを起こして、
(言ってやればよかったのかな、お前の男は
…って…無理だよ…)
そこまで考えるとさすがにめまいがして、麻也はエレベーターから降りると壁にもたれかかってしまった。
(これからどうしよう、こんな遅い時間に…)
それにもう日が変わって、今日は諒の25才の誕生日なのだから、戻らないわけにもいけないし…
(数時間前には武道館に立ってたのに、何でこんな…)