「麻也さん、お待たせ♪ じゃあ、鈴木さんお疲れ様です。明日もよろしく~」
と、送り出してから、諒が言うには鈴木はソファーの上で撃沈していたのだという。
「鈴木さんには悪いけど、麻也さんが心配だったからさ」
麻也は諒に向かって
両手を大きく広げた。
諒も喜んでベッドの上にあがってきて2人は久しぶりに幸せな気分に抱きしめあった。
「んー、麻也さん、明日も頑張ろうね~」
お互い長い手脚を絡ませあって優しいキスを何度も何度も繰り返し、2人は幸せな気持ちで眠りについた。
麻也は薬をのむ日とのまない日を、医者の指導を破って作ってしまっていて、その日のライブでは自分の体も頭も何が何だか分からなくなっていた。
どうにかステージは立っている。体が覚えているのもあって意識が途切れても一応動けてはいる。
諒が頼れるので、キスシーンはありがたい。
また次の日が移動で関西方面へ…
着いたその日がは良かったが、その次の日、またライブの後麻也は社長たちに連れ去られた。
「今度は何ですか?」
社長、須藤、鈴木は一瞬押し黙った。
しかし、やはりここは社長が、
「麻也、困ったことが二つ起きた。一つはあのアイドルの放送事故。もう一つは例の写真が別のもっとひどい雑誌に流れてしまって、掲載されて売られてしまった。ゴシップ誌なので、事務所の了解なんて求めてこなかったんだ」
麻也は後者のことはわかったが、前者は何のことか分からなかった。
鈴木が説明しようとするのを遮って須藤が、
と、送り出してから、諒が言うには鈴木はソファーの上で撃沈していたのだという。
「鈴木さんには悪いけど、麻也さんが心配だったからさ」
麻也は諒に向かって
両手を大きく広げた。
諒も喜んでベッドの上にあがってきて2人は久しぶりに幸せな気分に抱きしめあった。
「んー、麻也さん、明日も頑張ろうね~」
お互い長い手脚を絡ませあって優しいキスを何度も何度も繰り返し、2人は幸せな気持ちで眠りについた。
麻也は薬をのむ日とのまない日を、医者の指導を破って作ってしまっていて、その日のライブでは自分の体も頭も何が何だか分からなくなっていた。
どうにかステージは立っている。体が覚えているのもあって意識が途切れても一応動けてはいる。
諒が頼れるので、キスシーンはありがたい。
また次の日が移動で関西方面へ…
着いたその日がは良かったが、その次の日、またライブの後麻也は社長たちに連れ去られた。
「今度は何ですか?」
社長、須藤、鈴木は一瞬押し黙った。
しかし、やはりここは社長が、
「麻也、困ったことが二つ起きた。一つはあのアイドルの放送事故。もう一つは例の写真が別のもっとひどい雑誌に流れてしまって、掲載されて売られてしまった。ゴシップ誌なので、事務所の了解なんて求めてこなかったんだ」
麻也は後者のことはわかったが、前者は何のことか分からなかった。
鈴木が説明しようとするのを遮って須藤が、
「麻也さん、あの子には一体どんな話をしてるんですか?」