川柳 ~日々新た~

「川柳で世の中小さく折りたたみ」
日々の喜怒哀楽を川柳に託して綴っています。

川柳しま専科 19/8/2(金)~ホルムズに誘き出されて無心され~

2019-08-02 | 川柳

 


今日の川柳

ホルムズに誘き出されて無心され

ほるむずにおびきだされてむしんされ

Mr. Trump has been asking for money, using Holmes as an excuse.


まんまとトランプの罠に嵌ってしまった感。


ノボタンは花で飾らず葉で飾り

のぼたんははなでかざらずはでかざり

 Instead of blooming flowers, the flower nobotan turned red.

 


これもおつなもの。

 

韋駄天のADSLあの時代

 いだてんのえーでーえすえるあのじだい

 

I was very indeboted to ADSL in those days.

 

少しでも早いものと、過去20年間、何度もより高速のものに更新してきた。

 光回線が充実し、そのネット回線も間もなく役目を終えようとしている。


 

川柳しま専科 2019


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2019年7月 投稿句

2019-08-02 | 川柳

川柳しま専科 2019年7月 投稿句

7/1

緊張がネットで融ける板門店

要らぬとは尾張のことかエレベーター

七十とサバ読む息子憎い奴

7/2

外の血を入れて息つくアスリート

またやったテイッシュ砕ける洗い上げ

青トマト 焦らしの術を知っている

7/3

世は変わり今や若者保守頼り

幸せは何処にあるかと空見上げ

ATMまたのお出でも耳慣れて

7/4

大災害まず赤坂に本部でき

天の声破れかぶれの捨て台詞

争いは手っ取り早く糧で攻め

7/5

つぶやいて世界が動くこともある

極悪人かつて釜茹で晒し首

野の草も先ずは咲かせて引っこ抜く

7/6

争点は孫の世代も平和成る

二千万蔓延り巷足が浮き

大山の天狗が知ってる江戸事情

7/7

ヘイヘイと気安くペイペイ途方暮れ

予報士が自信なさそに予報する

点滅をかつてのようにすり抜けず

7/8

二人とも不良老人今日も留守

生活苦昇進話を反古にさせ

本物は心の眼でしか見えぬらし

7/9

熱燗を探し彷徨うビアガーデン

明け六つ寸秒違わぬ寺の鐘

ノボタンの大水喰らうろくでなし

7/10

東京じゃオレも十八番よ そのビキニ

書いてすぐ読み手現わる置手紙

クスノキの二股天下われ一人

7/11

ゴキブリも知ってか暗躍妻の留守

犬畜生仏陀意外な差別かな

人生の始めと終わり鯨肉

7/12

高齢化途中で留まる回覧板

サクランボすっかりむらさき色馴染み

今日もまた十行で足るプログラム

7/13

梅雨さなか隣りの雨垂れ四拍子

へぼキウリへぼが知ってる他愛なさ

思い込みまたも二度手間 M サイズ

7/14

大相撲小よく大を制す知恵

夜の庭あそこにある筈ランが咲く

同期会君と呼ばれて弾み出し

7/15

孫の伴流れるプールに枯れ葉浮く

老衰で三途の川幅気にはなり

せめてもと裏の付き合い自虐ネタ

7/16

アサガオが帰り始める休み前

十七音身の内すべて吐露の日々

筋トレに励んだ体コスパよく

7/17

梅雨無くば夏日続くと脅かされ

今日もまたOHM(オーム)の法則三句でき

砂かぶり綺麗どころが気にかかり

7/18

居座って膝も痛かろ梅雨前線

カイツブリさざ波立つも姿なく

大山講中身は空洞の納め太刀

7/19

夏来れば枯れて身を引く矢車草

日曜は週の終わりと心得る

十七音いくら詠んでも咎はなく

7/20

富士山はなぜ其処にある問い頻り

参院選ファクトはここだと居間の隅

深い闇アニメの世界誰が知る

7/21

心地よし【民主】の冠皆被り

演説は花よ蝶よのヤジに耐え

終業日忘れてきたと通信簿

7/22

A I が篩にかける学士様

よくできた証かナスビよく盗られ

ニイニイが梅雨明け 一番待っている

7/23

参院選終えて論戦水が入り

明日の分今日のブログに載せる阿保

歯を抜いてその経緯を話とし

7/24

歯を抜いてその経緯を話とし

突然の梅雨明けらしきこの西日

二千万ぜいたくは敵蘇り

7/25

SNS老頭置いて選挙戦

ドス利かせ若者の夢踏みにじり

正しいよう但し異様となる変換

7/26

十連休余波は近場の夏休み

梅雨明けて男の料理揖保の糸

二千万夕餉は質素に傾斜する

7/27

人類の寿命の予感十万年

三十度ニイニイアブラミンミンも

できのよいナスは他人の口に入り

7/28

親をダシ土用の鰻味見する

この場合戦う意志の有志かな

東京が一学区となり甲子園

7/29

ただ一羽ハモるカラスの恍惚感

世界から東京五輪夏集め

丸刈りが独り歩きの甲子園

7/30

お笑いがクールになって国滅び

ウリ撒いてカボチャができる素人衆

ゆで玉子茹でる時間で角が立ち

7/31

儚さは蝉の命に変わりなく

老いにつれはてなふしぎの雪ダルマ

歯を一本欠いて残余の命乞い

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