薬師寺 食堂(じきどう)奈良県奈良市西ノ京町薬師寺食堂(じきどう)は、その名前の通り、薬師寺の僧が斎食を取る建物で、730年 天平2年に造営されました。食事以外にも仏教儀礼を行う場所としても使われ、一度に300名の僧がお斎(おとき~僧の食事のこと)ができる当時の建物は、東大寺、大安寺に次ぐ規模を誇りました。平安時代に火災焼失し、1005年、寛弘2年に再建の後 再度火災を起こした後は再建を見送られましたが、平成29年、2017年に再建工事が完了し、落慶式典が行われました。