北条義時 館跡 ( 江間公園 )
静岡県伊豆の国市南江間
北条義時 館跡碑
北条義時 館跡碑
昨年の大河ドラマ〜鎌倉殿の13人〜の主人公である北条義時。
義時は青年時代、江間小四郎と呼ばれました。
これは、北条氏の分家、江間氏の初代として小四郎義時が当主となります。
ですが、北条義時がこの地の領主となる前に、江間次郎なる人物がこの江間の地を治めていました。
江間次郎〜大河ドラマ〜鎌倉殿の13人〜で、伊東祐親の家人として、源頼朝と別れた後の八重姫を娶った人物で、劇中で芹澤興人(たてと)さんが演じてました。
ドラマでは、八重姫を逃がそうとしたところを、架空の暗殺者【善児】に殺されました。
【曽我物語】によると、江間次郎は伊東祐親の嫡男、伊東祐清と共に平家に従い、木曽義仲(源義仲)との戦いに敗れ討死、また、異説もあり、
伊豆地方の地理、村々、河川、民情、文化、について詳しくまとめ上げた郷土誌【豆州志稿】によれば、伊東祐親の命で八重姫を娶った家人の江間次郎を源頼朝が殺害させ、北条時政に江間の地を与えられたことで、北条氏の分家〜江間氏を興こす きっかけともなりました。
江間次郎には遺児が居り、名を江間小次郎といい、彼の烏帽子親を小四郎義時が後年、務めました。
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