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日本歴史紀行

紀行道中 7 東海道 小夜の中山


沓掛の坂


東海道五十三次
言わずと知れた江戸、日本橋を出発し、品川宿から京都三条大橋まで五十三の宿場町を経て行く街道になりますが、東海道には三大難所と呼ばれた峠越えがあります。

箱根峠、小夜の中山、鈴鹿峠。


小夜の中山は、金谷宿と日坂宿の間にある急峻な山間部で、東側は菊川の里からの坂から、西は沓掛の坂を下り、日坂宿へ抜けます。
どちらも登りはかなりキツイですが、登ってしまえば平坦な直線が続きます。

粟ヶ岳〜山頂近くの斜面に茶の文字が見えます。







高野山真言宗 久遠寺
1600年、慶長5年7月、謀反の疑いの会津の上杉討伐に向かう徳川家康を、掛川城主の山内一豊が境内に茶室を造って歓待し饗応しました。
一豊は後の小山評定で、家康支持を表明し居城の掛川城を明け渡します。関ヶ原の戦いで家康は一豊の明け渡しを高く評価し、戦勝後の論功行賞に土佐一国を託しました。


菊川の里へ

プロフの写真は、小夜の中山での休憩時に撮りました。


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