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日本歴史紀行

歴史紀行 地域版 59 鳴海絞 発祥の地碑 ( 名古屋市緑区 )



鳴海絞発祥地碑
名古屋市緑区鳴海町向田


名古屋市の伝統工芸である有松絞りは江戸時代に伝わったことは、地域版58 有松絞開祖の記事で触れました。

ここで伝わる鳴海絞は、諸説ありますが、豊後国(現在の大分県)の侍医、三浦玄忠の妻と言われています。


豊後府内藩主、竹中備後守が名古屋城築城のために尾張を訪れ、三浦玄忠も藩主付きとして夫妻で、鳴海宿のこの地に滞在します。

この時期の滞在時、玄忠の妻が病にかかり寝込みがちとなると、玄忠と診察に加え、宿場町の住民たちが何かと世話をし、やがて快方へと向いました。


玄忠は後に年老いて隠居すると豊後国を離れ、尾張国鳴海に移り余生を過ごします。


玄忠は町医者として、豊後絞りの絞括の経験者でもあった妻は、かつて豊後国の人夫達が名古屋城築城の夫役に駆り出された際に、住民たちに伝授された絞りを、その後も熱心に研究に取り組む姿を見て感銘をうけ、指導する様になりました。



鳴海絞開祖の碑






ここで伝授された絞りは三浦絞りといわれる様になります。

有松絞り、鳴海絞り、その発祥は微妙に異なる伝わり方をしていますが、江戸時代初期に豊後国から伝わり、発展したことは間違いないでしょう。







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コメント一覧

aoikitakaze4390031
@mamazones こんにちは
トウガラシスプレーなどの撃退グッズが無ければ、とりあえず携帯ラジオをぶら下げて、最大ボリュームで歩くことをオススメします。
mamazones
こんにちわ
金曜日にジッちゃんとお墓参り
曇り時々雨模様
海が荒れなきゃいいな~
想像通りに、北海道では、クマ避けグッツが品薄だって・・・シクシク
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