鉄は、原子番号26の元素。元素記号はFe
偶数の原子番号では安定同位体が多くなる。傾向としては、中性子数が四つ、五つ、六つ多い同位体が安定している。
⁵⁴Fe 26 28 53.9396105(7) STABLE (>3.1×10²² a) 0+
⁵⁴mFe 6526.9(6) keV 364(7) ns 10+
⁵⁵Fe 26 29 54.9382934(7) 2.737(11) a 3/2-
⁵⁶Fe 26 30 55.9349375(7) STABLE 0+
⁵⁷Fe 26 31 56.9353940(7) STABLE 1/2-
⁵⁸Fe 26 32 57.9332756(8) STABLE 0+
⁵⁹Fe 26 33 58.9348755(8) 44.495(9) d 3/2-
⁶⁰Fe 26 3 59.934072(4) 2.6(3)E+6 a 0+
⁵⁴Fe ------------ 27共有進化形態(10追加) >3.1×10²² a (3.1×10E+22年以上)
⁵⁵Fe ------------ 27共有進化形態(15追加)
⁵⁶Fe ------------ 27共有進化形態(20追加) STABLE
⁵⁷Fe ------------ 27共有進化形態(25追加) STABLE
⁵⁸Fe ------------ 27共有進化形態(30追加) STABLE
⁵⁹Fe ------------ 27共有進化形態(35追加)
⁶⁰Fe ------------ 32共有完全形態 2.6(3)E+6 a
⁵⁴Feと⁵⁸Feは原子核に含まれる中性子の数が四の倍数になるので安定要素になる。また、鉄の原子核も、この近辺の原子核同位体と同様に 4、5、6 個 中性子数が多い同位体が安定している。
鉄同位体の超弦原子核構造の極太支柱の数は、鉄原子核同位体の中性子過剰分と一致している。
⁵⁶Feは進化形態で4本の極太支柱を核にしており、4つの中性子が過剰になっている。
⁵⁷Feは進化形態で5本の極太支柱を核にしており、5つの中性子が過剰になっている。
⁵⁸Feは進化形態で6本の極太支柱を核にしており、6つの中性子が過剰になっている。
進化形態は極太支柱をもつ事で中性子の過剰が必用になる。これは、支柱を束める力が、支柱を縦に結び付けている力に比べて弱い事を意味している。鉄の超弦構造では、極太の支柱と中性子過剰分が一致することで、支柱を束ねる力と陽子の反発力のバランスが取られているのだと考えられる。