アプリコット プリンセス

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超弦理論(61) 原子番号35 臭素(Br)

2023-06-30 10:02:47 | 理論物理学 素粒子
 
 臭素は、原子番号 35 の元素。元素記号は Br。

 79Br(スピン3/2−) 35 44 中性子44個で安定 ・・・・ 59Co(7/2−)安定+18О(0+)安定+2N 
 81Br(スピン3/2−) 35 46 中性子46個で安定 ・・・・ 59Co(7/2−)安定+18О(0+)安定+4N 

 臭素も複合形態で説明できるが、スピンが説明できないので正確性に欠けている。複合形態に不備があるとすれば、違った観点を考察する必要がある。

 そこで、59Co+18Оの状態を、組み合わせ形態や多共有形態で表す方法を考えてみる。

 この全く異なった形態を統合するためには、今までの方法とは異なった新しい形状を作り上げる必要がある。

 多共有形態の場合には、38共有完全形態+7N+(3本の支柱)が59Co+18Оの状態を表している。

 組み合わせ形態に於いては、4つの6共有完全構造の組み合わせ形態(300本の支柱で構成されている)+7N+(新しい追加構造)となる。この新しい追加構造は、中性子4つから構成されている立体五角形を基盤構造の表面に融合させる。この融合構造は共有形態ではない。完全に基盤構造の表面に原型をとどめた状態で融合している。この融合状態は、正しく、組み合わせ形態の融合と同じシステムである。共有形態は、それぞれの立体五角形が基盤内部で共有されていたのに対して、この新しい組み合わせ形態では、立体五角形が基盤内部で共有されることはない。

 中性子4つからなる立体五角形は、組み合わせのシステムで基盤構造の表面に強力に融合することが可能になっている。このシステムは、組み合わせ形態の特徴であり、組み合わせ形態が持つ新しい結合状態と言える。

超弦理論(60) 原子番号34 セレン(Se)

2023-06-29 11:36:46 | 理論物理学 素粒子


 セレンは元素記号が Se である原子番号34の元素。

 ⁷⁴Se ------------  ⁵⁶Fe+¹⁶О+2中性子 安定
 ⁷⁵Se ------------  ⁵⁷Fe+¹⁶О+2中性子 不安定
 ⁷⁶Se ------------  ⁵⁸Fe+¹⁶О+2中性子 安定
 ⁷⁷Se ------------  ⁵⁷Fe+¹⁸О+2中性子 安定
 ⁷⁸Se ------------  ⁵⁸Fe+¹⁸О+2中性子 安定
 ⁷⁹Se ------------  ⁶⁰Fe+¹⁷О+2中性子 準安定
 ⁸⁰Se ------------  ⁶⁰Fe+¹⁸О+2中性子 安定
 ⁸¹Se ------------  ⁶¹Fe+¹⁸О+2中性子 不安定
 ⁸²Se ------------  ⁶²Fe+¹⁸О+2中性子 準安定
 ⁸³Se ------------  ⁶³Fe+¹⁸О+2中性子 不安定
 ⁸⁴Se ------------  ⁶⁴Fe+¹⁸О+2中性子 不安定

 セレン(Se )の安定同位体の中性子過剰分も、上記のように複合形態で説明できる。

 ⁷⁵Seの複合形態は不安定になっている。これは、偶数原子番号の類推として、複合形態とその成分形態(⁵⁷Fe、¹⁶О)のスピンが合わない事があり、⁷⁵Seのスピンは5/2+、⁵⁷Fe、¹⁶Оのスピンは1/2+になる。

 ⁷⁷Seのスピンの場合には、1/2+、7/2+に対して、⁵⁷Fe、¹⁸Оは1/2+になる。

 ⁸⁰Seの場合には、成分形態の⁶⁰Fe+が単独では準安定であるから、今までの安定条件よりも拡張された状態で安定している。

 複合形態は、6共有組み合わせ形態と多共有形態と同じものであると考えられる。6共有組み合わせ形態は制約が多く限られた完全形が得られるが、6共有組み合わせ形態で全ての超弦原子核構造を説明することはできない。多共有形態は多くの超弦原子核構造を説明するが、構造が複雑になり過ぎており、全ての構造を解き明かす事には向かない。複合形態は超弦原子核構造を便宜的に成分形態に分けており、正確な超弦構造にはなっていない。

 状況はかなり複雑化されているが、複合形態、6共有組み合わせ形態、多共有形態、を使い分けて考察する必要がある。本来、複合形態、6共有組み合わせ形態、多共有形態は、同じ形態の筈なので、この中で一番制約が大きな6共有組み合わせ形態の意味合いが重要になると考えられる。

 6共有組み合わせ形態は、6共有完全形態を太い支柱6本で強力に結び付けた構造になる。これは、波打った六角形の面構造に、その六角面で囲まれた超四面体構造が組み合わさって構成されている。

 この6共有組み合わせ形態は、支柱の数が378本で45共有完全形態と統一されている。

 支柱の数が378本で45共有完全形態と統一されている状態とは、五つの6共有完全形態の組み合わせ形態である。この特殊な形態は、6共有完全形態の四つの波打った面に、それぞれ一つの6共有完全形態が融合した構造をしており、五つの6共有完全形態が一体化することで強力に結びついた構造になる。これは、ただ単に,五つの6共有完全形態を繋ぎ合わせただけではない。この構造は45共有完全形態と同じ形態をしている。


超弦理論(59) 原子番号33 ヒ素(As)

2023-06-28 10:26:20 | 理論物理学 素粒子


 ヒ素は、原子番号33の元素。元素記号は As。

 ヒ素の安定同位体であるヒ素75は、マンガン55と酸素18の複合形態であると考えられる。マンガンの安定同位体はマンガン55だけなので、その複合形態の同位体もヒ素75のみが安定している。

 複合形態を考慮する上で酸素の基盤構造である6共有完全形態の組み合わせ構造を考える。これは、共有形態のコンパクト化と共有形態と複合形態を統合するものであり、重い原子核の中性子過剰分の有り方を考える上でも意味があると言える。

 6共有完全形態は特殊な形状をしている。通常の正四面体は4枚の合同な正三角形を面とする四面体であるり、数ある正多面体の中で、最も頂点・辺・面の数が少ない。6共有完全形態は正四面体と同じように超弦構造の基本形をなしており、完全対称な超四面構造になる。

 ⁷⁰Geは、その接合部の6つの支柱が全て太い支柱(5本の束)で強固に結びついており、余分の細い支柱の追加がない組み合わせ構造の完全形をしていると考えたが、実は、それは正確ではなかった。

 ⁷⁰Geが、四つの6共有完全形態の組み合わせ構造であれば、3✖6本の余剰支柱がある。

 この余剰支柱には如何な役割があるのだろうか?

 安定した重い原子核には、中性子過剰分が多く含まれている。この中性子過剰を説明する方法として超完全形態と進化形態を考えた。

 進化形態からは、極太支柱が作られた。それは、5本の支柱を追加して10本の極太支柱を形成したのだが、超完全形態の在り方が説明できていなかった。

 超完全形態も又、5本の支柱を追加して構成されていたことを思い出せば、この5本の支柱の配置は重要である。しかし、5本の支柱を組み込む仕組みが見当たらないのだ。そのまま太い支柱に重ねれば極太支柱になるので進化形態と区別できないことになるのだ。

 ⁷⁰Geが、四つの6共有完全形態の組み合わせ構造であれば、3✖6本の余剰支柱がある。この余剰支柱は進化形態に因らない中性子の取り込みを可能にする。

 余剰支柱は3本単位で基盤構造の表面に付いていることで安定しているので、使える最小単位は3本になる。この最小単位3本と中性子(5本)を合わせれば4✖2本の支柱を基盤内部に取り込むことが可能になる。

 超完全形態に於いては、この4本の支柱が細い支柱と重なって太い支柱(5本束)になっていれば進化形態と区別化できることになる。

 基盤構造が中性子を取り込む事で安定又は不安定化する原因として、基盤構造内の太い支柱の配置状態と極太支柱の構造に因るものであれば、自ずと安定した基盤構造の有り方が確定するものと思われる。

 いくつかの安定した6共有完全形態の組み合わせ構造を考えれば、太い支柱の配置は基盤内部にあり、表層部には現れないことが分かる。これは、共有形態や進化形態にも現れる特徴であり、極太支柱に至っては支柱の端も基盤表層部に出ない構造になっている。

 重い元素の安定同位体を組み合わせ構造で説明するためには、6共有完全形態の組み合わせ構造が有効であると考えられる。これは、複合形態が酸素原子核の超弦構造を基本単位として表されている事でも分かる。

超弦理論(58) 原子番号32 ゲルマニウム(Ge)

2023-06-27 10:37:39 | 理論物理学 素粒子


ゲルマニウムは、原子番号32の元素。元素記号は Ge。

66Ge 32 34 65.93384(3) 2.26(5) h 0+
67Ge 32 35 66.932734(5) 18.9(3) min 1/2-
67m1Ge 18.20(5) keV 13.7(9) µs 5/2-
67m2Ge 751.70(6) keV 110.9(14) ns 9/2+
68Ge 32 36 67.928094(7) 270.95(16) d 0+
69Ge 32 37 68.9279645(14) 39.05(10) h 5/2-
69m1Ge 86.765(14) keV 5.1(2) µs 1/2-
69m2Ge 397.944(18) keV 2.81(5) µs 9/2+
70Ge 32 38 69.9242474(11) STABLE 0+ 0.2038(18)
71Ge 32 39 70.9249510(11) 11.43(3) d 1/2-
71mGe 198.367(10) keV 20.40(17) ms 9/2+
72Ge 32 40 71.9220758(18) STABLE 0+ 0.2731(26)
72mGe 691.43(4) keV 444.2(8) ns 0+
73Ge 32 41 72.9234589(18) STABLE 9/2+ 0.0776(8)
73m1Ge 13.2845(15) keV 2.92(3) µs 5/2+
73m2Ge 66.726(9) keV 499(11) ms 1/2-
74Ge 32 42 73.9211778(18) STABLE 0+ 0.3672(15)
75Ge 32 43 74.9228589(18) 82.78(4) min 1/2-
75m1Ge 139.69(3) keV 47.7(5) s 7/2+
75m2Ge 192.18(7) keV 216(5) ns 5/2+
76Ge 32 44 75.9214026(18) 1.78(8)E+21 a 0+ 0.0783(7)
77Ge 32 45 76.9235486(18) 11.30(1) h 7/2+
77mGe 159.70(10) keV 52.9(6) s 1/2-
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 ⁷⁰Ge ------------  ⁵²Cr+¹⁶О+2中性子 安定
 ⁷¹Ge ------------  ⁵³Cr+¹⁶О+2中性子 不安定
 ⁷²Ge ------------  ⁵⁴Cr+¹⁶О+2中性子 安定
 ⁷³Ge ------------  ⁵⁴Cr+¹⁶О+2中性子 安定
 ⁷⁴Ge ------------  ⁵⁴Cr+¹⁶О+2中性子 安定
 ⁷⁵Ge ------------  ⁵⁴Cr+¹⁶О+3中性子 不安定
 ⁷⁶Ge ------------  ⁵⁴Cr+¹⁶О+4中性子 準安定
 
 上記⁷¹Geは、⁵³Cr+¹⁶О+2中性子形態にはなれない。それは、スピンによる制約であり、⁵³Crが(3/2-)、¹⁶Оが(0+)であるから、⁷¹Geのスピン(1/2-)(9/2+)にはなれない事が理由となる。

 ⁷³Geの場合は、(5/2+)に対して⁷¹Geのスピンは(1/2-)(5/2+)(9/2+)があるので、一旦、73m1Ge 13.2845(15) keV 2.92(3) µs(5/2+)になることが可能になる。

 ⁷⁰Geの超弦原子核形態は⁵²Cr+¹⁶О+2中性子以外にも考えられるが、¹⁶Оが基準になっている方が実験結果を良く説明できる。

 では、更に、¹⁶Оをベースにした新しい複合形態を考える事はできないだろうか?


 ¹⁶О形態をもう一度見直してみれば、外形が波打った6角形の超4面体を形成していた訳だが、この超4面体は2つを綺麗に重ね合わせる事が可能なのだ。

 そして、その重ね合わせを全て太い支柱(5本の束)にして、4つの超4面体を強力に結び付ければ⁷⁰Geの形態を作る事が可能である。

 軽元素原子核の超弦構造が重ね合わせの無い細い支柱で構成された正4面体が基準になっていたことを思い出せば、今度の新しい組み合わせ構造が、その類似構造であることが分かる。

 ⁷⁰Geは6共有完全形態が4つ強固に結び付けられた組み合わせ構造である。

 ⁷⁰Geは、その接合部の6つの支柱が全て太い支柱(5本の束)で強固に結びついており、余分の細い支柱の追加がない組み合わせ構造の完全形をしている。

超弦理論(57) 原子番号31 ガリウム(Ga)

2023-06-26 11:19:10 | 理論物理学 素粒子


ガリウムは原子番号31の元素で、元素記号は Ga である。


67Ga 31 36 66.9282017(14) 3.2612(6) d 3/2-
68Ga 31 37 67.9279801(16) 67.71(9) min 1+
69Ga 31 38 68.9255736(13) STABLE 3/2- 0.60108(9)
70Ga 31 39 69.9260220(13) 21.14(3) min 1+
71Ga 31 40 70.9247013(11) STABLE 3/2- 0.39892(9)
72Ga 31 41 71.9263663(11) 14.095(3) h 3-
72mGa 119.66(5) keV 39.68(13) ms (0+)
73Ga 31 42 72.9251747(18) 4.86(3) h 3/2-
74Ga 31 43 73.926946(4) 8.12(12) min (3-)
74mGa 59.571(14) keV 9.5(10) s (0)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 
 ⁶⁷Ga ------------  ⁵¹V+¹⁶О
 ⁶⁸Ga ------------  ⁵¹V+¹⁶О+1中性子
 ⁶⁹Ga ------------  ⁵¹V+¹⁶О+2中性子 安定
 ⁷⁰Ga ------------  ⁵¹V+¹⁶О+3中性子
 ⁷¹Ga ------------  ⁵¹V+¹⁶О+4中性子 安定
 ⁷²Ga ------------  ⁵¹V+¹⁶О+5中性子
 ⁷³Ga ------------  ⁵¹V+¹⁶О+6中性子
 ⁷⁴Ga ------------  ⁵¹V+¹⁶О+7中性子

 
 ガリウムは、⁵¹Vと¹⁶Оの複合形態で説明できる。ガリウムの安定同位体の中性子過剰分は⁵¹Vの5中性子過剰を合計して完全に一致している。

 ⁵¹Vは中性子の数が陽子の数よりもブラス5 ⁴⁵Scは中性子の数が陽子の数よりもブラス3多くなっている。この様に中性子の構成数が増える傾向は、進化形態が現れることで著明となっている。進化形態では極太支柱の数が中性子過剰分と略一致している。

 ⁴⁵Sc ------------ 21共有進化形態(安定)は、21共有形態+3中性子(極太3本)+3本の支柱。

 ⁵¹V ------------ 23共有(5✖6 追加)進化形態(安定)の場合は、極太の支柱が6本に対して5中性子の過剰がある。