👆図のA、B、C、は弦を表しており、大きな円は宇宙になります。Cは端が開いた弦、Bは閉じた弦、Aは宇宙の地平面に取り込まれた閉じた弦です。
ホログラフィックの励起状態に取り込まれているレプトンは負のエネルギー粒子としてホログラフィックとは分離された独立した関係にあるのだろうか。
レプトンはCの開いた弦に相当します。ホログラフィックの励起状態は大きな円の二次元構造に由来する投影です。その解釈であれば、ホログラフィックの励起状態の方にレプトンが取り込まれているとのイメージが湧いてきます。
しかし、この解釈は低次元の弦理論に基づいていることを忘れてはいけません。ホログラフィック原理は低次元の弦理論に基づいているのです。
では、レプトンとは何であろうか?
レプトンとは電子などの軽粒子の事ですが、従来は大きさを持たない点粒子であると考えられていました。しかし、それが最近になって変更されています。レプトンは点粒子ではなく、十次元空間で振動する超弦粒子であることが分かってきたのです。
すると、上記のイメージが変わってきます。
低次元のホログラフィックに高次元のリプトンが取り込まれているのではなく、十次元の超空間に低次元のホログラフィックが分離して表れているとの解釈が可能となり、レプトンの超弦の一部がホログラフィックを形成していることになるのです。
十次元の超空間の一部が分離して、ホログラフィックである三次元空間を構成しています。すると、レプトンにはホログラフィックも含まれる全宇宙の情報が包括されている筈なので、レプトンの情報を分析すれば、宇宙の十次元超空間の解明が出来る事になるのです。
ハドロンは、神のパズルを解く事で解明され、レプトンは、宇宙の十次元構造を解明する事によって本性を現す事になります。