⁴⁴Ti ------------ 20共有(20追加) 60.0(11) a 準安定
⁴⁵Ti ------------ 20共有(25追加) 不安定
⁴⁶Ti ------------ 20共有(5✖6 追加)進化形態 安定
⁴⁷Ti ------------ 20共有(5✖6+5 追加)進化形態 安定
⁴⁸Ti ------------ 20共有(5✖6+10追加)進化形態 安定
⁴⁹Ti ------------ 20共有(5✖6+15追加)進化形態 安定
⁵⁰Ti ------------ 20共有(5✖6+20追加)進化形態 安定
チタンの安定同位体は全て進化形態になる。5✖6は5本の太い支柱に重なっている追加の5本の支柱の数を合計している。そして、それは、6本の特別に太い支柱(10本の支柱が重なっている支柱)で構成された正四面体構造の核を表している。
進化形態は、細い支柱を中心部に取り込んで太い支柱構造を作っている。チタンの場合には、特大支柱の構造が正四面体になっており、それを取り囲む太い支柱の構造はメタン構造プラス6本になる。これは、通常は外付けであった4本の細い支柱が内部に取り込まれているからで、より安定化したコンパクトな形状に進化している。
⁴⁹Tiは追加の支柱によって特大支柱が水素(²H)構造になっている。また、⁵⁰Tiは追加の支柱が中性子四つからなるために安定していると考えられる。
ちなみに、⁴⁴Tiも追加の支柱が中性子四つからなるので安定している筈ですが準安定になっている。更には、準安定の⁴⁴Tiは不安定な⁴⁴Scに崩壊する。これは、⁴⁴Tiが20共有(20追加)だけではなく、21共有(3✖4追加)の基盤構造にもなり得るためではあるまいか。21共有状態は進化形態への移行状態として不安定要素を含んでいる。