そして私たちは人間の何であるかを、人間の究極の目標のなんであるかを識ることが出来る。先達W・Y・イヴァンス-ウェンズ博士はその序文で次のように述べている。
「この書が示唆するような真に科学的、ヨーガ的方法による人間この未知なるものの研究は、外界の探検に比較できないほどに重要である。この肉体が月や金星あるいはどこかの天体上に立つことは、人間の知識をつけ加えるだろう。けれども、それははかない事物の知識をつけ加えるにすぎない。人間の究極の目標は、ここで賢人(グル)が教えるように、事物をこえた超越である」
『チベットの死者の書〈バルド・ソドル〉(おおえまさのり訳編 講談社)』 … P8
「この書が示唆するような真に科学的、ヨーガ的方法による人間この未知なるものの研究は、外界の探検に比較できないほどに重要である。この肉体が月や金星あるいはどこかの天体上に立つことは、人間の知識をつけ加えるだろう。けれども、それははかない事物の知識をつけ加えるにすぎない。人間の究極の目標は、ここで賢人(グル)が教えるように、事物をこえた超越である」
『チベットの死者の書〈バルド・ソドル〉(おおえまさのり訳編 講談社)』 … P8
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