arata-tokyo-jp's blog(Henry Nagata)

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秋の夜長にホーホケキョ・・・えっ、マジ?

2005年09月19日 02時26分41秒 | エッセイ
最近はクラシック畑の友人たちの音楽を聴く事によって、心が癒されるのを経験していましたけれども、
先日、友人のライブへ行った帰りの出来事なのですが・・・

ある駅で乗り換えた時に、その駅の構内から「ホーホケキョ」という鶯の鳴き声が聞えて来たのです。
そしてそれが何度も何度も同じ音量で繰り返し聞えて来るのです。

多分、通勤、通学、ラッシュ時などの疲れを癒す為に考えられたものなのでしょうが・・・

しかしこれを何度も何度も聞いていますと、当然の事ながら癒しにはならずに、逆にイライラして来る訳です。
正直言ってうるさい訳です。

時間は夜の10時過ぎ。
試しに時計で測ってみましたら、5秒間隔で聞えて来るのです。
という事は・・・
1分間に12回。
時刻的に次の電車が入って来るまでには、10分くらいは待っていたと思いますから、少なくとも100回以上は聞いていたという計算になります。

当然この鉄道会社の社員の中にも、この事に気が付いている人がいて、
「秋の夜長にホーホケキョでは可笑しいのではないか?」と疑問を持っている人もいる筈なのです。
しかし、「発言権のない立場」の人間がそれを上司に言えばどうなるのか?
これを恐れて何の進展もしないのではないかと想像してしまいました。

私は常日頃からいわゆる「癒し系」というものに疑問を持っているのですが・・・

例えば「モーツァルトの音楽には癒し効果がある」・・・とは言っても、音楽というのは人によってそれぞれ趣味が違いますから、モーツァルトの音楽を嫌いな人にとってはどれほどの効果があるのでしょうか?

私はただ単に「リラックス」させようとするだけの癒し系CDなどはほとんど信用していません。
やはり本当に癒される為には、多かれ少なかれ何らかの「感動」が必要なのではないかと思います。

これらの事については、去年の7月28日のエッセイ「癒し系のCDを信じますか?」に詳しく書きました。
もしお時間のある方は、是非そちらもお読み下さい。
画面右上にあるカレンダーの下の日付(2004年7月)をクリックして下さい。
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