前回は、「音声読み上げソフト」が、ネット上の文章をどのように読み上げるのかを知って頂こうと思いまして、私のエッセイを読ませた音源をUpしましたが、
今回は、ある文章を修正しますと、それが修正前とどのように違って読み上げるのかを実験しましたので、その音源を聴いて頂きたいと思います。
時間は、約4分間のmp3音源です。
音声読み上げソフトには、今回のようなフリーソフトから何万円もする高価なソフトまで色々とあるわけですが、多分どんなに有名なメーカーのソフトであっても、「読み上げのクセ」がありますから、完璧な読み上げというのは無いのではないかと推測します。
ですから、どのソフトも今回の実験と全く同じように読み上げるわけではありませんが、私と同じようにバリアフリーサイトに興味を持っている方たちにとっては、参考になるのではないかと思います。
ただ私も、このような実験をやり始めたばかりの人間ですから、上手く修正出来ているものばかりではありませんので、その点はご了承下さい。
特に難しいのは、漢字がどのように読み上げられるのか、という事と、句読点や点やカッコなどを使用した場合に、読み上げにどのように影響するかの問題です。
試してみたのは、以下の(1)から(14)までの短い文章ですので、是非聴いてみて下さい。
↓
★ 音声読み上げmp3音源 ★
・
(1のA)
たまに、外出をしたり、街中を歩いている時に、感じる事です。
(1のB)
たまに外出をしたり、街なかを歩いている時に感じる事です。
(2のA)
このトイレの水道はセンサーのガラスの部分に水滴が当たりそれが乾いて汚れとなってセンサーが働かず水が出ない事が度々ありました。
(2のB)
このトイレの水道は、センサーのガラスの部分に水滴が当たり、それが乾いてよごれとなってセンサーが働かず、水が出ない事が度々ありました。
(3のA)
以前は、「赤い靴号」という、可愛いらしい赤い色の遊覧船が、周航していたのです。
(3のB)
以前は赤い靴号というかわいらしい赤い色の遊覧船が周航していたのです。
(4のA)
私のジャズの仲間から連絡があって「ライブをやるから、暇だったら来ないか?」と、誘いを受けたのです。
(4のB)
私のJazzの仲間から連絡があって、「ライブをやるから暇だったらこないか?」と誘いを受けたのです。
(5のA)
私はそういう時には喜んで行く性質ですので、この時も行ってみたのです。
(5のB)
私は、そういう時には喜んで行くたちですので、この時もいってみたのです。
(6のA)
このように目の見える一般の方たちでさえ困ってしまうような建築デザインというのは如何なものでしょうか。
(6のB)
このように、目の見える一般のかたたちでさえ困ってしまうような建築デザインというのは、いかがなものでしょうか。
(7のA)
私は、「バリア・フリー」という考え方が好きです。
(7のB)
私はバリアフリーという考え方が好きです。
(8のA)
話は変わりますが茶道の方で有名な織部好みの茶碗というのがあります。
(8のB)
話は変わりますが、茶道の方で有名な、織部好みの茶碗というのがあります。
(9のA)
こういう発想の製品ですと障害者の方たちだけでなく一般の方たちにとってもより使い易いデザインになっている訳です。
(9のB)
こういう発想の製品ですと、障害者のかたたちだけでなく、一般のかたたちにとってもより使い易いデザインになっているわけです。
(10のA)
今日は、この「シルバー・シート」のお話から始めてみようと思います。
(10のB)
今日はこのシルバーシートのお話から始めてみようと思います。
(11のA)
つまり、お婆さんは、「ドアのすぐ横の席に座りたがっているのだな」と、感じました。
(11のB)
つまりお婆さんは「ドアのすぐ横の席に座りたがっているのだな」と感じました。
(12のA)
「ドアのすぐ両側の席は、お身体の不自由な方やお年寄りの方たちにお譲り下さい」などと、乗客に伝えれば良いのではないかと思うようになりました。
(12のB)
「ドアのすぐ両側の席は、おからだの不自由なかたやお年寄りのかたたちにお譲り下さい」などと乗客に伝えれば良いのではないかと思うようになりました。
(13のA)
これも可笑しいのです。
(13のB)
これも、おかしいのです。
(14のA)
このように障害者の為を思って、喜んでもらえるような事をするのは、「善意」ではありますが、例え善意ではあっても、そこに十分な「会話」がなければ何にもならない訳です。
(14のB)
このように、障害者の為を思って喜んでもらえるような事をするのは善意ではありますが、例え善意ではあっても、そこに十分な会話がなければなんにもならないわけです。
・
このように、実際に自分で書いた文章を音声で読み上げさせてみますと、視覚障害者の方たちが、いかに読みにくいかがお分かりになるかと思います。
私も、この実験で随分と反省したものです。
今後もこのような事を試しながら、少しずつ「バリアフリーサイト」を完成させたいと思っていますので、今後ともよろしくお願い致します。
こちらが私のバリアフリーサイトです。 音楽とエッセイとネットラジオが中心のサイトです。
↓
★ arata-tokyo-jp's website ★
なお、このソフトは「ニュース to Speech」というフリーソフトを使用しています。
↓
★ 桂木範・オンラインソフト工房 ★
今回は、ある文章を修正しますと、それが修正前とどのように違って読み上げるのかを実験しましたので、その音源を聴いて頂きたいと思います。
時間は、約4分間のmp3音源です。
音声読み上げソフトには、今回のようなフリーソフトから何万円もする高価なソフトまで色々とあるわけですが、多分どんなに有名なメーカーのソフトであっても、「読み上げのクセ」がありますから、完璧な読み上げというのは無いのではないかと推測します。
ですから、どのソフトも今回の実験と全く同じように読み上げるわけではありませんが、私と同じようにバリアフリーサイトに興味を持っている方たちにとっては、参考になるのではないかと思います。
ただ私も、このような実験をやり始めたばかりの人間ですから、上手く修正出来ているものばかりではありませんので、その点はご了承下さい。
特に難しいのは、漢字がどのように読み上げられるのか、という事と、句読点や点やカッコなどを使用した場合に、読み上げにどのように影響するかの問題です。
試してみたのは、以下の(1)から(14)までの短い文章ですので、是非聴いてみて下さい。
↓
★ 音声読み上げmp3音源 ★
・
(1のA)
たまに、外出をしたり、街中を歩いている時に、感じる事です。
(1のB)
たまに外出をしたり、街なかを歩いている時に感じる事です。
(2のA)
このトイレの水道はセンサーのガラスの部分に水滴が当たりそれが乾いて汚れとなってセンサーが働かず水が出ない事が度々ありました。
(2のB)
このトイレの水道は、センサーのガラスの部分に水滴が当たり、それが乾いてよごれとなってセンサーが働かず、水が出ない事が度々ありました。
(3のA)
以前は、「赤い靴号」という、可愛いらしい赤い色の遊覧船が、周航していたのです。
(3のB)
以前は赤い靴号というかわいらしい赤い色の遊覧船が周航していたのです。
(4のA)
私のジャズの仲間から連絡があって「ライブをやるから、暇だったら来ないか?」と、誘いを受けたのです。
(4のB)
私のJazzの仲間から連絡があって、「ライブをやるから暇だったらこないか?」と誘いを受けたのです。
(5のA)
私はそういう時には喜んで行く性質ですので、この時も行ってみたのです。
(5のB)
私は、そういう時には喜んで行くたちですので、この時もいってみたのです。
(6のA)
このように目の見える一般の方たちでさえ困ってしまうような建築デザインというのは如何なものでしょうか。
(6のB)
このように、目の見える一般のかたたちでさえ困ってしまうような建築デザインというのは、いかがなものでしょうか。
(7のA)
私は、「バリア・フリー」という考え方が好きです。
(7のB)
私はバリアフリーという考え方が好きです。
(8のA)
話は変わりますが茶道の方で有名な織部好みの茶碗というのがあります。
(8のB)
話は変わりますが、茶道の方で有名な、織部好みの茶碗というのがあります。
(9のA)
こういう発想の製品ですと障害者の方たちだけでなく一般の方たちにとってもより使い易いデザインになっている訳です。
(9のB)
こういう発想の製品ですと、障害者のかたたちだけでなく、一般のかたたちにとってもより使い易いデザインになっているわけです。
(10のA)
今日は、この「シルバー・シート」のお話から始めてみようと思います。
(10のB)
今日はこのシルバーシートのお話から始めてみようと思います。
(11のA)
つまり、お婆さんは、「ドアのすぐ横の席に座りたがっているのだな」と、感じました。
(11のB)
つまりお婆さんは「ドアのすぐ横の席に座りたがっているのだな」と感じました。
(12のA)
「ドアのすぐ両側の席は、お身体の不自由な方やお年寄りの方たちにお譲り下さい」などと、乗客に伝えれば良いのではないかと思うようになりました。
(12のB)
「ドアのすぐ両側の席は、おからだの不自由なかたやお年寄りのかたたちにお譲り下さい」などと乗客に伝えれば良いのではないかと思うようになりました。
(13のA)
これも可笑しいのです。
(13のB)
これも、おかしいのです。
(14のA)
このように障害者の為を思って、喜んでもらえるような事をするのは、「善意」ではありますが、例え善意ではあっても、そこに十分な「会話」がなければ何にもならない訳です。
(14のB)
このように、障害者の為を思って喜んでもらえるような事をするのは善意ではありますが、例え善意ではあっても、そこに十分な会話がなければなんにもならないわけです。
・
このように、実際に自分で書いた文章を音声で読み上げさせてみますと、視覚障害者の方たちが、いかに読みにくいかがお分かりになるかと思います。
私も、この実験で随分と反省したものです。
今後もこのような事を試しながら、少しずつ「バリアフリーサイト」を完成させたいと思っていますので、今後ともよろしくお願い致します。
こちらが私のバリアフリーサイトです。 音楽とエッセイとネットラジオが中心のサイトです。
↓
★ arata-tokyo-jp's website ★
なお、このソフトは「ニュース to Speech」というフリーソフトを使用しています。
↓
★ 桂木範・オンラインソフト工房 ★
私のジャズの仲間から連絡があって「ライブをやるから、暇だったら来ないか?」と、誘いを受けたのです。
(4のB)
私のJazzの仲間から連絡があって、「ライブをやるから暇だったらこないか?」と誘いを受けたのですこの2例のようにかたかなの部分と、アルファベット書きの読みのちがいはそんなに感じません。 記号もon off というどちらかの、方式を選択できます。 しかし、感じが混ざると分かりにくい点もあります。 もちろん、漢字混じり文は当たり前に使用していますから、漢字の詳細をしりたいときは、詳細読みモードにしてから一文字ずつ確認します。 英語については、ネーティブスピーカーに近い音声ソフトもも出始めています。読点・句読点を読み上げさせてしまうと普段はうるさく感じます。 これもoffにしておくことで少しはいいです。
私が今使っているフリーソフトは、初めからカッコとか句読点は読み上げずに、少し間が空くような設定にしてあるようです。
asahi.com などから無料で配布している「WebUD」というソフトをダウンロードして、初めて「音声読み上げソフト」というものを聞いたのですが、「カッコ閉じ」とか読み上げていました。
多分、読み上げないように設定する事が出来たのでしょうが、それを知らなかったものですから、うるさく感じて削除してしまいました。