arata-tokyo-jp's blog(Henry Nagata)

オリジナル曲・自作動画・エッセイ・ネットで実験など

どういう人が・・・何を・・・?

2005年03月22日 14時06分23秒 | エッセイ
私はHP初体験がGaiaX系の特殊なサイトですから、初めはログ(足跡)のシステムには惑わされました。

私は、はっきりとした自己主張もせずに、あやふやな態度をとって、ただ沢山の人たちと表面的なお付き合いをするというのが好きではありません。
自己主張をすれば嫌われる事も多くなりますけれども、少数の本当に気の合う仲間を見つける事が出来ます。
その方が、人数は少なくとも、得るものは大きいと思っているのです。

アクセス・ランキング上位者の人の中には、日記もプロフィールも全く書かない人もいました。
私としましては、プロフィールの無いHPにはあまり興味はありません。
それは何故かと言いますと、人が「どういう事をしているのか・・・」という事は当然一番の興味を引くところではありますけれども、私にとっては「どういう人が・・・」という事も重要な事なのです。
「どういう人が・・・どういう話をするのか」
「どういう人が・・・・どういう行動をとるのか」
「過去にどういう経験をした人が・・・現在どういう事をしているのか」
ですから、私はプロフィールに多くのスペースをとっているのです。

例えば「私は幸福感に満ちている」というような話をする人がいたとします。
でもその人が、新婚早々の若い人なのか、それとも長く苦しい闘病生活の中にいる人なのかによって、同じ言葉ではあっても全く違ったものになります。

行動に於いても・・・
以前、飛行機清掃のアルバイトをしていた事があったのですが、その時に若い学生さんたちと一緒になって、一人の頭の低い上品な感じのお爺さんが働いていました。
後で分かった事なのですが、その人は元ゼロ戦のパイロットだったそうです。
その人は空母に乗って、若いパイロットたちを戦場に送り出す指揮官だったのです。
その人から聞いたお話ですが・・・

ある時、その空母に敵機が来襲した事があったのだそうです。
その時、運悪く空母の艦長が敵の弾に当たって死んでしまったそうです。
艦長のいない空母というものが一体どうなってしまうのか・・・
その人はパイロットの指揮官ではありましたけれども、その時艦長に代わって指揮を取ったそうです。
そして、その決断の結果、見事に難を逃れる事が出来、その功績を認められて後に二階級も昇格したと言うのです。
その人は由緒ある家柄の出だったそうですが、名前を捨てて戦犯として逃げ回っていたそうです。
同じ飛行機清掃のアルバイトをしていても、随分と心の中は違うのだろうな、と感じた次第です。

そんな訳で・・・
私はアルバイト生活を20年ほどして、やっと40代になってからラジオCMなどの作曲の仕事を始めるようになった者です。
またHPのコンセプトは、「東京からエッセイとオリジナル曲をお送りします」
「テーマは美しさ・感動・幸せ」・・・というものですから、こういう事に興味を持っている方だけに見に来て頂ければ嬉しい訳です。
ですからアクセス数にはそれ程興味がない訳です。
では今後ともよろしくお願い致します。
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