日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

思いが溢れて・・・

2015-05-11 18:08:06 | 日々
つい書かずにはいられない。。。。
このゴールデンウイークに出会ったものがたり。
長岡という地で。。。。

この空の花
映画見ました。長岡の花火の。

遠い昔を思い出しました。ワタシの・・・・役者を志した時の気持ち(今思うと少し恥ずかしい。)
演劇って、言葉にできない、けど心の中にたまったモヤモヤした「なにか」を、作品を通して放出していくんだ、と思っていました。「伝えたい想い。伝えなきゃいけないコト。」脚本は、言葉では表現することができない自分にかわって、セリフや設定が準備されています。だからその中で生きること、その世界を自由に泳ぐことができるようになることは、役を通して自分の伝えたい想いを世の中に伝えることができるんだ、なんて凄いんだ!って思っていました。
でも、そうじゃないこともいっぱい見ちゃったしな・・・・(ははは。)

「野のなななのか」に続き「この空の花」も、(映画だけど)ワタシの頭に一撃をお見舞いしてくれた(いい意味で)うまい、へたとか、好き嫌いを超えた・・・ワタシの中では、これこそが表現だ!!って思える最高の作品です。
そして、生きること死ぬこと・・改めて強く感じます。空襲で1歳半で亡くなってしまった花、という少女が出てくるのですが。。生きていたかったであろう、亡くなってしまった人たちと、今生きている自分というものを、どうしても考えざるをえません。たぶん、自分の生きている間のテーマなんだろうと感じています。(ローマのカタコンベ体験からずっと。)
それと不思議な感じがするのは、先月亡くなったワタシの大好きな「羊毛とおはな」のおはな、さん。
同じ名前だ。。。なんかこの世にもういないんだ、と思うと寂しくて(一度ライブでお話しただけなのですが)。彼女がカバーしている「少年時代」聴くと、ほんとにいろんな思いが交錯します。(死ぬって・・・)
思いがけず忘れられないゴールデンウイーク。

きっかけ

2015-05-11 11:09:26 | 
                 興味を持つきっかけって、実にさまざまで面白いな~と思う。いろいろなタイミングで・・・自分のまわりにキーワード的な事柄が不思議と集まってきて。自分だけだったら(自分だけの好き嫌いに固執して)きっと好奇心をかきたてられることもなかった、と思えること。なのに、ひとつ知ってしまったら、どんどん興味をかきたてられる。。。。だから人との出会い(きっかけを提供してくれる人物)も大切だし、心をいつもオープンにしておくことも大切なんだろうな。

その人の生き様が気になる、美しく才能あふれた、とても素敵な女性に最近本を通じて出会うことができました。
その人の名は、大女優、高峰秀子さん。友人が本を貸してくれました。
ページを開いた瞬間に写真に映っているその姿、内面からにじみでる美しさに釘付けになり、その生き方、姿勢に夢中になってしまいました。(義理の父の病院での付き添いの時に夢中になって読んでしまった本。「高峰秀子 暮らしの流儀」)

現在も、雑誌クロワッサンで連載中とのこと。(養女である斉藤明美さんという方の文章もスッキリしてて素敵です。)暮らしの流儀、以外にも単行本になっているのがあるそうなので、楽しみ!!(また貸してね。)
自分の生き方を振り返ってみることの多くなったお年頃のワタシ(アチャ~)残された日々・・・
オコガマシイ気はしますが、爪の垢くらいは参考にさせてもらえるかな~~~(笑)
出演作の映画、一本も見ていないのではないかな。いかんいかん。
それにしても昔の映画女優さんって・・・・女優さん(優れた女性)だったんでしょうね。(?あれ?)