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飼い主犬の耳を食いちぎる

2005年11月04日 18時12分00秒 | アラスカ

【フェアバンクス】州裁判所は、自分の飼い犬に噛みつき耳を食いちぎった39歳の男性に禁固60日と罰金250ドルの判決を言い渡した。
目撃者によると、犬の世話を全くしないこの男性を見かねた犬の元オーナーが、犬を自分に返すよう言ったところ、男性は犬をヘッドロックし耳を食いちぎってしまった。駆けつけた警察は、耳を食いちぎられ血だらけになって痛みで泣き叫ぶ犬と血塗れの顔の男性、そして地面に落ちた犬の耳の一部を発見した。
この犬はボクサーミックスで月曜日まで施設に収容されていたが、この男性が引き取りを拒否したため別の施設にて保護されることとなった。(出典:11月3日付アンカレジ・デイリーニュース)
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なんか、すごい記事である。
犬を溺愛して離ればなれになるのが嫌で心中しようとして耳を食いちぎったのか、それともどうせ手放さなければならないならただじゃ返したくない・・という意地悪から、こういう奇行に走ったのだろうか。
引き取りを拒否するぐらいだから溺愛の線はないだろう。
しゃくに障るから傷つけてしまえ・・なんて感じなのかもしれない。

アメリカでは動物虐待は結構な罪に問われる。ここアラスカでもクラスAというランクの罪で1年以下の禁固刑と1,000ドル以下の罰金が科せられるそうだ。
こちらのケーブルテレビで時々アニマルコップという番組が放映されるが、もう、じゃんじゃんといった勢いで動物の飼い主を逮捕していく。唖然となるぐらいの勢いで。
「この犬は繋がれっぱなしでろくに散歩させてもらっていないようだから逮捕する」とか「この猫、ひどく汚れているから逮捕する」とか言った状態だった。
アメリカが行き過ぎなのか、それとも日本が遅れ過ぎなのか。
それとも私の感覚がずれてしまっているのだろうか。

動物はぶっちゃげて言えば「汚くて、臭くて、わがままで、とても手が掛かる」といった面も持っているわけで、とりあえず動物飼うならその点理解して大切にしないといけないだろうし、それができないなら飼っちゃいけないと思う。
(写真と引用記事は関係ありません)
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