澤田嘉郎先生の
「人物画講習 2日間」の 2日目の様子です。
前回に引き続き、
午前は「ヌード」制作により、人体の把握。
午後から同じポーズによる「コスチューム」制作。
服の中に腕や足が入っている実感と、それが影響することで出来る服のシワなどなど、普通にコスチュームを描く時に比べ、観察の質をアップさせるのが狙いです。
その講座の様子をご紹介します。
まずは、ヌードですね。
慣れている方は、スイスイと。1ポーズ目の休憩時間でこの程度まで進んでしまいます。
別のクラスで描いたデッサンにもアドバイス。 他の先生には聞きにくい事などでも澤田先生には、聞けてしまう。
そんな所が、澤田先生らしい所でもあります。
だから、指導も丁寧で優しい。
だから、どなたでも安心して気軽に参加頂けますね。
休憩時間は、作品に対し客観的になる重要な時間。
離れてみたりして、狂いや足りない部分を探しておきます。
椅子は、座ることで見えなくなる部分もありますので、モデルのいないうちに形をとっておきます。
微調整など、最終確認はポーズ中に行います。
そして、
同じポーズのコスチュームに。
前回同様、一度描いているので服を着ても形をとるのは早い。
だから、色も早い。形に使う時間が短い分、画作りや表現への時間に使えるため。
パステルの動かし方も、中の人体を感じさせるように・・・と、今回の先生の指導も分かりやすく感じます。
ならべ、制作刷るとこんな感じ。
シワの流れ、明るさのとり方に午前のデッサンが役立っています。
そして、時間が来て講評へ
完成作を前に
澤田先生より、全体的な総評を頂き終了です。
皆様、お疲れ様でした。
(大統領)