今回の食品安全強化法で、「特に日本の食品関連事業者に影響が大きいとされているのが、危害の未然予防管理を含む食品安全計画の策定等を定めた規則(第103条規則)」(JETROのHP)とされる。
豊洲市場の地下水から基準値の79倍のベンゼンやシアンが検出され、これは食品安全強化法でいうところの危害として未然に予見できるものだろう。これで米国をはじめとする海外の安全基準に合致するのだろうか?合致しないならば豊洲市場を経由する食品は輸出できなくなり、輸出振興に支障が出るのではないだろうか?
日本は食品の産地偽装や不当表示等、食品に対する扱いがずさんだ。食品のグローバル化を言うのならば、食品安全基準やその実施についても海外の安全基準に合致するものにしなければいけないだろう。
補足
亀田製菓のカリフォルニア工場が閉鎖されれば、カリフォルニアに居住する日本人駐在員の数は減るだろう。日本人駐在員相手に商売する在留日本人にとって、ますます大変な時代になると思う。
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