投資家の目線

投資家の目線807(居酒屋の閉店)

 白木屋などを営む居酒屋チェーン「モンテローザ」が61店舗を閉店するという(「白木屋、魚民など61店舗閉店へ モンテローザ、都内の2割」 2021/1/15 共同通信)。居酒屋はアリバイト店員も多いだろうが、雇用のマイナス要因になる。仕事先近辺でも居酒屋の店舗が多数撤退し、他業態の一店舗しか残ってない(訂正:飲食店等合わせて4店舗まで減少した)ビルもある。インバウンド需要がなくなったせいか、閉店したドラッグストアもある。

 閉店が増えれば失業者も増え、家賃が払えずホームレスになる人も増えるだろう。ホームレスが増えれば、栄養・衛生状態や治安の悪化が懸念される。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、失業給付の申請や市役所等への相談が増え、役所が人で混雑するのは好ましい状態ではない。コールセンターで相談を受ける体制にしたとしても、コールセンター内部が密になっては仕方がない。サービス業だけでなく、製造業でも希望退職を募集する企業が続出する中、再就職は簡単ではない。失業者等生活苦の人々に早急に生活資金を届けるためには、条件を付けない給付金の配布が必要ではないだろうか?
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