投資家の目線

投資家の目線136(ラオックスの増資)

 ラオックスがマイルストーンターンアラウンドマネジメントに対して第三者割当の優先株式を発行する。募集株式は400万株、払込金額は20億円だが、その優先株は請求に基づき普通株式に交換される。同社HPによれば当初取得価額は1株当たり25円となっている(当初条件で行けば、普通株式は8,000万株発行される)。

「マイルストーンターンアラウンドマネジメント株式会社との第三者割当による優先株式の発行を含む業務資本提携に関するお知らせ」
http://www.laox.co.jp/laox/press2007/071203_1.pdf


 同社の1株当たり純資産(平成19年9月中間期連結)は273円だった。優先株式が普通株式に交換されれば希薄化が起こると考えられる。また同社の秋葉原地区店舗の売上高は、同社グループの連結売上高(同中間連結会計期間)に占める割合は約22.2%だった。
 平成20年3月期第3四半期の業績はまだ発表されていない。しかし、その秋葉原では、ヨドバシカメラ、石丸電気(エディオン傘下)、ソフマップ(ビックカメラ傘下)に続いて、サトームセンを傘下におさめたヤマダ電機が店舗改装してLABIパソコン館を開店し、しのぎを削っている。株式のような流動資産は耐久財消費に影響を与えるようだ。本年2月1日には新株発行などを議題として臨時株主総会があるようだが、既存株主はどんな結論を出すのだろうか?

「平成20年3月期中間決算短信(連結)」
http://www.laox.co.jp/laox/press2007/071122_3.pdf
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先週、NHK職員のインサイダー取引疑惑が持ち上がった。また、NHKは批判を浴びている。
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