昼食を済ませて、パソコンの前に座っていました。
側で親方が何か言っています。
「なあ~に?」
「申告書はいつ出しに行くんだ?」
やれ、やれ、また、同じ事を言っています。
申告書はとっくに書き上げてあります。
作成するまでが、これまた、煩かったのですよ。
「申告書は出来たかのか?」って
それなら、ご自分でなさいませ。
でも、親方には、ちんぷんかんぷんなのです。
還付の仕組みをいくら説明しても理解出来ません。
昨年は親方の入院と手術で可成りの医療費を支払いました。
しかし、疾病保険がおりていますのでそれを差し引きます。
結局、還付とはならず、税金を納めなければなりません。
還付ならば早めに申告書を提出できますが、納付ですので期日までに
税務署に行けばいいと思っていました。
しかし、親方が、やいの、やいのと煩い事。
年を重ねると、1つの事が気になって仕方がないようです。
長年、税務関係の仕事に就いていた私が申告書を作成します。
税理士さんではありませんよ。念のため。
親方、妻のやる事が信頼できないようで、
「大丈夫か、間違ってないかと?」と、これまた煩い
いつも、税務署まで付いてきます
本日は、税務署に行く予定ではなかったのですが、あまりにも煩いので、
急遽、提出してくる事にしました。
ただし、私ひとりで。
最後まで、一緒に行きたがるのを断固、拒否しました
「また、腰痛が出ると困るでしょう」って。
親方、渋々、承知しました
税務署は、とても不便な場所にあります。
直行のバスはありません。
我が家から、バス→電車→バス→徒歩→税務署・・・所要時間 片道1時間10分
(バスは1時間に一本か2本です)
車ですと、便利な道路が出来ていて25分くらいで行くことができます。
車社会ですね。
提出は、郵送でも良かったのですが医療費の領収書が束になってあります。
税務署の提出コーナーは空いていて、すぐに終わりました。
親方に、電話で無事提出をご報告。
「ご苦労さん」、ご機嫌な声が返ってきました
帰りは、バスの便が悪くて1時間半かかりました。
やれ、やれでした。
途中、会社の花壇に咲いていたストック
税務署を出て、ほっと、空を見上げたら飛行機雲が。