夕方近くになってから、気まぐれ親方が河川敷の桜を見に行こうと言い出した
えっ~、と思ったが、自ら散歩に行きたいと言うのは珍しいので急いで支度をした。
ただ、足の不自由な親方、歩けるかしら?
行きはよいよい帰りは怖い、のである。
途中、道端で休憩できるように小さな椅子を持って行くことにした。
椅子付き押し車を買おうと言っても、要らないと頑張っている
百メートル歩いては前のめりになって立ち止まる、椅子を置くと座って暫し休憩。
椅子がとても役立った。
歩くのはせいぜい15分がやっとなのに、今日は頑張った
今度、息子が来たら、椅子付き押し車を買いに連れて行ってもらおう。
河川敷公園の桜はかなり散っていたが、それでものんびりお花見を楽しめた。
親方はひらひら舞い散る桜を掌で受けて、花びらをポケットに入れていた
帰宅してから、水をはった小皿に花びらを浮かべた
見かけによらずロマンチストなのです
素敵なガーデンのお宅のお花とうさぎさん