めんどりおばあの庭

エッセイと花好きのおばあさんのたわ言

ブルームーン

2014-05-14 15:54:33 | 日記
                       

今日は真夏日
親方は元気そう。点滴に繋がれながらも全粥完食。
私は早々に帰宅しました。
           
待ちに待ったブルームーンが咲きました。
いい香り。
娘の大好きな淡い紫色。

                        
             風で揺れる枝をちょっと支えながら撮影

           


           
                  開く前の感じ好き

                 
                     カルミア 
                  金平糖みたいでしょう

                          
                 ノイバラとゼラニューム

           
                   ゼラニューム

           
                  ヒルザキツキミソウ

           
                    ムギナデシコ
                  名前が分かり再登場

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

信頼って大切

2014-05-14 06:14:09 | 日記
                   

昨日は、午後から、親方の内視鏡手術でした。
胆管を保護している管を取り出す簡単な処置だと言われていました。
今日の担当看護師さんは、私が密かに連隊長とお呼びしている強者。
身体が大きくて、素っ気なくて命令口調。
親方が最も苦手とするタイプ。
胆嚢摘出の術後、親方はまるで市場のマグロのように扱われていました。
てきぱきした仕事ぶりと言えばそれまで。
術後の翌朝は歩かなければならなりません
「背筋を伸ばして!!」と彼女の檄が飛びました。
もともと、親方の背中は曲がって前屈みなのです
ほかの看護師さんは患者を優しく励ましながら歩いていました
よりによって今日も又、連隊長。
点滴の針が血管に刺さってなくて液が流れません。
知らせても暫く放って置かれました。お忙しいのね。
挙げ句の果ては針を何回も差し直しされました。
アレよアレよと言っている内に手術室へ。
「どれくらいかかりますか?」、と親方の質問に、
「簡単で、すぐ終わります」、と連隊長。
安心した顔で親方は手術室に入りました。
手術室のドアが開いていたので、中の様子が見えました。
顔見知りのドクター二人がモニターを笑いながら見ています。
お一人は何がおかしいのか身体を揺すって笑っています。
仕切りの向こうの親方の様子は見えません。
内視鏡が胆管を探っていく様子がモニターに映し出されています。
そのうちに気がついたのかドアは閉じられました。
笑っているほど簡単な手術なのかしら。

結局、1時間半後、夫はやつれた顔で手術室から出てきました
目眩と吐き気に苦しみながら。
本人にとっては、簡単ではありませんでした。
いつもの信頼していた担当のドクターではなかったようです。
若いドクターで、一言も患者に言葉を掛けてくれませんでした。
そのことが親方の不安をかき立てたようです。
いつものドクターは励ましの言葉や途中経過を話しかけてくれました。
局部麻酔ですから、それが、どれだけ患者の安心感と励みになるか。
優しさからでてくる言葉は大切ですね
娘の1年間の闘病生活の中でもつくづく思ったものです。
信頼と優しい言葉が、
どれほど、患者を励まし、心を癒やしてくれることでしょう。
夜間は、親方が信頼を寄せる看護師さんだったので
私は安心して帰宅しました。

           
                    ノイバラ        
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一人ご飯に慣れました

2014-05-13 03:47:19 | 日記
                     

           
                  今、はまっている物
          親方の洗濯物を入れるバッグ(娘のお古で軽くて持ちやすい)
         病院の売店で発見したレモングラスティがさっぱりして美味しい

親方が入院して、早、20日が過ぎました。
病院と家との往復。そして一人お夕飯にもすっかり慣れました。
当初は、2往復することもあり、疲れて病院の帰りにファミレスあたりで食事をしたり、
タクシーでそそくさと帰宅し、あり合わせで夕飯を済ませていました。
これまで、私は一人ご飯の経験が殆どありません。
親方は元教師。まず、転勤がない。修学旅行に行ってもせいぜい三泊。
中国に1ヶ月ほど書道留学しましたがその頃は子供たちがいました。
鬼の居ぬ間とばかり、母子三人でファミレス通いしたものです
親方は外食が嫌い
親方が帰国する前の晩は、高校生だった息子のリクエストでロブスターを食べました

今回は、一人ご飯の味気なさを身にしみて味わいました
どちらかが一人になったら、こういう状況になるのですね。
頑固親方がいなくて、ストレスがなくなると思ったらそうでもありませんでした。
たまに、健康な親方が旅にでも出かけてくれるといいのですけれども
入院では、こちらの身体が保ちませんわ

今日の内視鏡処置が終わり、順調に体力が回復したら週末あたり退院です。
また、別の意味でのあたふた生活が始まるのですね
元気が何よりですね

          
             娘が種を蒔いたノイバラが咲きました
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

忙しくて目が回る

2014-05-09 16:17:12 | 日記
                    

昨日、親方の手術は無事に終わりました。
暖かいコメントをたくさん頂きましてありがとうございました

なんと、親方の摘出した胆嚢から15、6個の胆石が出てきました
直径5ミリほどの大きさのもありました。
麻酔が覚めた直後の親方が、ドクターに取った石をくださいと申し出たそうです。
ドクターが直々に、病室までお届けくださいました。
最初に胆管から取った物を入れるとかなりの数です
82年間で随分とため込んだものです。
食生活が良くなかったのでしょうか。
昨夜は、八時近くまで、集中治療室の親方を見守ってから帰りました

今日、10時頃、病院に行くと、既に元の病室に戻っていました。
何本かのチューブが取り外されていましたから、順調に回復しているのでしょう。
しかし、親方は疲労困憊
早朝から、次々と追い立てられたらしい。
担当の看護師さんは元気いっぱい、親方、ハッパをかけられている。
のんびりでマイペースの親方、まして命令口調に反発する性格
神経が参って、とうとう、目眩を起こし嘔吐。
私が何か言うと手を振って制しする
うるさいらしい。
吐き気止めを点滴に入れて頂く。

お昼になり、親方にも食事が運ばれてきた
二日間、飲まず食わずだった親方。
吐き気も止まり、ベッドから起き上がろうとするが起き上がれない。
腹部の手術だったこともあるが、筋力が相当に弱っている。
手を貸そうとすると拒否。まあ、リハビリだと思って見守る。
自力でやっとこさ、ベッドに腰掛けて食事。
お粥さんと白身魚を美味しそうに完食。
みるみる親方の顔に生気がみなぎってきました。

改めて、口から食べ物を頂くという素晴らしさに感動、そして感謝しました。

まだ、暫く入院が続きそうですが親方のペースに合わせていきましょう

           
              シーラカンパニューラータとスズラン



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

娘の夢をみた

2014-05-08 08:31:17 | 日記
                         

           

昨夜、娘の夢を見た。
娘は、父親を心配しているのであろうか。

今日は午後から親方(連れあい)の手術。
腹腔鏡手術による胆嚢摘出だ。
一時は胆石が胆管に詰まって胆汁が流れなくなり、
膵炎を併発しかねない状態だった。
ドクターの適切な処置で小康状態を保ち、今日の手術に至ったのだ。
命拾いをしたのだから、もう、大丈夫。
あなたが見守ってくれているのよね。


奇しくも、2年前の5月8日は、娘が大学病院に入院した日。
娘は、余命6ヶ月と告知されたが1年近く頑張った。
本当に頑張ったよね

お父さんも、あなたのことを思いながら頑張ってますよ

お母さんも頑張ってますよ



           
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする