試した環境は次のとおり。
ホストOS:
~~~~~~~~~~~~~
□ Windows 7 RC 64-bit
実装メモリー 8GB
□ VSuite Ramdisk Professional(15日間体験版)
X ドライブを RAM ディスクとし、1GB のメモリを割り当てている.
□ Excel 2007
ゲストOS:(VirtualBox 3.1)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
□ Windows 7 RC 32-bit
2GB のメモリを割り当て(VirtualBox にて)
仮想ドライブのサイズは 30GB 固定.
(可変サイズにすると初期値より大きくなったときにアクセスが遅くなるため)
□ VSuite Ramdisk Professional(15日間体験版)
X ドライブを RAM ディスクとし、512MB のメモリを割り当て.
□ Excel 2010 Beta
(VSuite Ramdisk はここからダウンロードできます)
(VirtualBox はここからダウンロードできます)
-------------------------------------------------------------
さて、先頭の画像は「ホスト」の Excel 2007 の画面。
「ゲスト」との比較のため、512MB 未満のファイルを対象とした。
同一ファイルを 10回コピーしてそれぞれの所要時間を調べた。
「ゲスト」でも、「ホスト」で使ったのと同じファイルをコピーして所要時間を調べた。
1回目のコピーには 20秒かかっているが、2回目以降は 7~8秒。
ネイティブな「ホスト」環境下でのコピーよりも遅いが、400MB ほどの単体ファイルをコピーする時間としては結構速い。
これは VSuite Ramdisk の恩恵。
-------------------------------------------------------------
以上は[HDD]==>[RAM ディスク]のコピーだが、[HDD]==>[HDD]ではどうだろう。
# 「ホスト」には直付けのHDDが複数あるが、「ゲスト」にはそれが無い。
上でコピー対象としたのも、「ゲスト」ではネットワークドライブとして
マッピングした「ホスト」側HDDのファイルである。
同じファイル名で上書きされないよう(別ファイル名でコピーされるよう)に Excel VBA を修正した。RAM ディスク(1,024MB)はいったん削除し、大量コピーできるよう 4,096MB にして作成し直した。
で、「ホスト」での[HDD]==>[HDD]ファイルコピー結果は次のとおり。
「ホスト」での[HDD]==>[RAM ディスク]ファイルコピー結果は次のとおり。
RAM ディスクのほうが速かったが、ハードディスクと大差なかった。
なんだか面白くない結果だが、事実なので仕方がない。
「ゲスト」側でも同様にして試したいが、VirtualBox で 6GB 程度のメモリを割り当て、その中の VSuiate で 4GB の RAM ディスクを作成ということになるので、これはちょいとおあずけ。
VirtualBox が高速になったかは、前のバージョンでテストしていなかったため不明。高速化を実感できる方法を考えたい。
他方、Windows を再起動することなく、RAM ディスクの追加や削除ができる "VSuite Ramdisk" の大きな利点はよく分かった。
また、VSuite では RAM ディスクにページファイルを割り当てることもできるらしい。32-bit Windows で 4GB 以上のメモリーを搭載しているPCと VSuite の組み合わせはベストカップルと言えるだろう。
ホストOS:
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□ Windows 7 RC 64-bit
実装メモリー 8GB
□ VSuite Ramdisk Professional(15日間体験版)
X ドライブを RAM ディスクとし、1GB のメモリを割り当てている.
□ Excel 2007
ゲストOS:(VirtualBox 3.1)
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□ Windows 7 RC 32-bit
2GB のメモリを割り当て(VirtualBox にて)
仮想ドライブのサイズは 30GB 固定.
(可変サイズにすると初期値より大きくなったときにアクセスが遅くなるため)
□ VSuite Ramdisk Professional(15日間体験版)
X ドライブを RAM ディスクとし、512MB のメモリを割り当て.
□ Excel 2010 Beta
(VSuite Ramdisk はここからダウンロードできます)
(VirtualBox はここからダウンロードできます)
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さて、先頭の画像は「ホスト」の Excel 2007 の画面。
「ゲスト」との比較のため、512MB 未満のファイルを対象とした。
同一ファイルを 10回コピーしてそれぞれの所要時間を調べた。
「ゲスト」でも、「ホスト」で使ったのと同じファイルをコピーして所要時間を調べた。
1回目のコピーには 20秒かかっているが、2回目以降は 7~8秒。
ネイティブな「ホスト」環境下でのコピーよりも遅いが、400MB ほどの単体ファイルをコピーする時間としては結構速い。
これは VSuite Ramdisk の恩恵。
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以上は[HDD]==>[RAM ディスク]のコピーだが、[HDD]==>[HDD]ではどうだろう。
# 「ホスト」には直付けのHDDが複数あるが、「ゲスト」にはそれが無い。
上でコピー対象としたのも、「ゲスト」ではネットワークドライブとして
マッピングした「ホスト」側HDDのファイルである。
同じファイル名で上書きされないよう(別ファイル名でコピーされるよう)に Excel VBA を修正した。RAM ディスク(1,024MB)はいったん削除し、大量コピーできるよう 4,096MB にして作成し直した。
で、「ホスト」での[HDD]==>[HDD]ファイルコピー結果は次のとおり。
「ホスト」での[HDD]==>[RAM ディスク]ファイルコピー結果は次のとおり。
RAM ディスクのほうが速かったが、ハードディスクと大差なかった。
なんだか面白くない結果だが、事実なので仕方がない。
「ゲスト」側でも同様にして試したいが、VirtualBox で 6GB 程度のメモリを割り当て、その中の VSuiate で 4GB の RAM ディスクを作成ということになるので、これはちょいとおあずけ。
VirtualBox が高速になったかは、前のバージョンでテストしていなかったため不明。高速化を実感できる方法を考えたい。
他方、Windows を再起動することなく、RAM ディスクの追加や削除ができる "VSuite Ramdisk" の大きな利点はよく分かった。
また、VSuite では RAM ディスクにページファイルを割り当てることもできるらしい。32-bit Windows で 4GB 以上のメモリーを搭載しているPCと VSuite の組み合わせはベストカップルと言えるだろう。