おやぢチップス (111)：ISO ファイルって何？ どうやって使うの？

ISO ファイルって聞いたことがありませんか？

　　ISO イメージなどと言われることもあります。

　　これって何でしょう？
　　また、どうやって使うのでしょうか？

今回は ISO ファイルについて簡単に説明したいと思います。

　　誤解を恐れずに言えば・・・
　　ＣＤやＤＶＤの中身を１つのファイルに収めた（ような）ものです。

　　いくつかのファイルを１つにまとめたものと言えば ZIP ファイルや LZH ファイルなどを思い出します。

　　ZIP ファイルには圧縮されたファイルが入っています。
　　ISO ファイルには圧縮されていない（スッピンの）ファイルが入っています。

　　よく見られるのは、インストール用のファイルです。

　　Windows をインストールするための ISO ファイル。
　　Word, Excel などをセットにした Office の ISO ファイル。
　　Linux なども ISO ファイルで提供されています。

　　なぜ、複数のファイルを ひとつにするのでしょうか？
　　ダウンロードするのに便利だからです。

　　Windows（バージョン 1709）の ISO ファイルを見てみましょう。
　　この中にはこんなファイル、フォルダーが入っています。

　　　　

　　これらがバラバラのファイル、フォルダーだったらダウンロードが面倒ですよね。
　　１つでも欠けると Windows はインストールできません。

　　まとめて１つの ISO ファイルになっていると好都合です。

　　また、最近の Windows では、この ISO ファイルは仮想ドライブとしてマウントできます。
　　光学ドライブに CD/DVD あるいはブルーレイのメディアをセットしたようになります。
　　
　　　

　　上ではＤドライブになっています。
　　これを開くと setup.exe が見えるので、これを使って Windows をインストールできます。

　　ダウンロードするときも使うときにも ISO ファイルなら便利です。

　　＃　なお、Windows 7 では ISO ファイルの中身を直接見ることができません。
　　　　　（仮想ドライブにマウントできません）

　　　　　なので、Windows 7 をお使いなら、無料のユーティリティを使いましょう。
　　　　　おススメは Virtual CloneDrive です。

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