北の窓から(芦田っち)

PC関連と私的雑感のブログ。
2015年7月10日、カッコ内に名前を加えました。昔の友だちに気付いてほしくて・・・

おやぢチップス(10):Windows 10 へのアップグレードを防止

2015-12-23 11:49:59 | おやぢチップス
来年(2016年)7月29日まで、Windows 7 または 8.1 なら Windows 10 に無償アップグレードできます。
最新版に乗り換えることができ、しかも無料・・・

良いことづくめのようですが、Windows 10 にしたくない人も多いはず。

使い慣れた Windows 7(8.1)で十分、
使っているドライバーやアプリケーションが Windows 10 に対応していない、
出始めの頃は不具合もあるはず・・・

企業ならば、使っているソフトが確実に Windows 10 で動くかを検証しなければなりません。
クライアントPCの台数、使っているソフトの種類が多く、検証の手間・工数は膨大です。

私の場合は、作ったソフトの動作確認のため 7 や 8.1 をそのまま残しておきたい。

なのにマイクロソフトときたら、あの手この手で 10 への移行を進めています。
言葉はキツイですが「強要している」という感じです。

  # 最近になって GWX(Get Windows 10)では、アップグレード以外に選択肢がなくなりました。
    
      キャンセルするには右上の[×]ボタンを押せばいいのですが、
      つい大きなアップグレードボタンを押してしまいがち・・・

アップグレードをしないよう注意すればよいのですが、
何か他のことに集中していると操作ミスも発生するでしょう。

タスクバー(通知領域)に GWX(Get Windows 10)のアイコンが表示されなければ、
あるいは Windows Update に現れなければ、ミスはなくなるはず。

そこで Windows 10 へのアップグレード防止策をご紹介。

「山市良のウィンドウズ日記」 の 『Windows 10へ無料アップグレード? だが断る』 を参考にさせていただき、
  1.タスクバー上の GWX(Get Windows 10)のアイコンが表示されないようにする
  2.Windows Update に W10 へのアップグレードが表示されないようにする
をやってみました。

  # 実は、仮想マシンでも物理マシンでも Windows 7 と Windows 8.1 については
    アップグレード防止策を講じていたのです。

    その時は How to manage Windows 10 notification and upgrade options を参考にしました。

    が、数日前から物理マシンの Windows 8.1 に限って
    タスクバー(通知領域)上に GWX アイコンが表示されるようになりました。

    なので、その Windows 8.1 マシンで以下を行ってみた次第。

    【2015-12-29 追記】
      物理マシンの Windows 7 でも GWX アイコンが表示されるようになりました。
      Windows Update の履歴を見ると 12月26日に KB3035583 がインストールされていました。
      自分の記事(本稿)を見ながら、Windows 7 マシンでもアップグレード防止を行いました・・・(^-^;

1.タスクバー上の GWX(Get Windows 10)アイコンが表示されないようにする

  消えていた GWX アイコンが表示されるようになったのは
  Windows Update で KB3035583 がインストールされたためのようです。
   

    # 上の絵で分かるとおり、 KB3035583 が何度もインストールされています。
      GWX そのものが(MSの望む形に)変身していたのかも・・・

  なので Windows Update の「更新プログラムのアンインストール」を使って
  KB3035583 をアンインストールします。
   

  「更新プログラムのアンインストール」
  [コントロールパネル]>[プログラムと機能]>[インストールされた更新プログラムを表示]から行います。

  【注意】
    KB3035583 をアンインストールしても Windows Update に再び出現してしまうので、
    これを表示しないようにする必要があります。

      

2.Windows Update に W10 へのアップグレードが表示されないようにする

  お使いの Windows 8.1(または 7)のエディションによって操作が異なります。

  A.Windows 8.1 (7) Professional の場合は、ローカル グループ ポリシー エディターを使います。

     ローカル グループ ポリシー エディターを起動します。
     [スタート] >[ファイル名を指定して実行]で gpedit.msc と入力して[OK]
     

     下図のように
     左ペインで[コンピューターの構成]>[管理用テンプレート]>[Windows コンポーネント]>[Windows Update]を選択します。
     右ペインで「Turn off the upgrade to the latest version of Windows through Windows Update」 をクリックします。
     現れるウィンドウで[◉ 有効]にチェックを入れて[OK]します。
  
     

  B.Windows 8.1 (7) Home の場合は、コマンド プロンプトを使います。

    管理者としてコマンド プロンプトを起動します。
    (操作説明は割愛)

    コマンド プロンプトで次を入力し[Enter]します。
    REG ADD HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate /v "DisableOSUpgrade" /t REG_DWORD /d 00000001 /f

    # 上の青字部分をコピーして、コマンド プロンプトに貼り付けてください。

    

    # 「操作を正しく終了しました」と表示されればOK。
      「エラー: アクセスが拒否されました」と表示された場合は、管理者として起動されていないためです。
      管理者としてコマンド プロンプトを起動してください。

3.その他

  もう一つ、おまけ・・・

  Windows Update の設定では、「更新プログラムを自動的にインストールする」が既定値となっています。
  これを「更新プログラムを確認するが、ダウンロードとインストールを行うかどうかは選択する」にしておきましょう。

   

以上で、意図せず Windows 10 にアップグレードされるのを防止できるはず。  

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