3日目、電車でフランスのストラスブールへ移動しました。
フランス語が全く分からないのでスマホを頼りに、大聖堂へ。
圧巻でした。
4日目、旧市街地を散策し、アルザス地方の郷土料理を食べ、午後は遊覧船に乗ってイル川クルーズを楽しみました。
5日目、スイスへの移動日です。
おしゃれなフランスを去る前に、おしゃれにマカロンを買ってみたら、どら焼きほどに大きかったです。(比較は500mLのペットボトル。)
電車に乗り込み、スーツケースを入口の棚に収めて、指定席に着いて、マカロンを食べようとしたら・・・、
おばちゃんに声をかけられました。
でも、何言ってるのか全っ然わからない・・・。
席を間違えたと思い移動しようとマカロンを片付けると、そうじゃない、と。
棚に収めたスーツケースを指さすので、荷物置き場にも指定席があるのかと思い移動しようとしたところ、おばちゃんの娘とおぼしき若い女性が、一緒にスーツケースを持ち上げて移動を手伝ってくれようとしたのですが・・・
なんかおかしい。
むしろ、ジャマ・・・
一体、何をしたいんだ??
そうこうするうち、左の肩から掛けたバッグがやけに重くなって・・・
ふと、左を見ると、おばちゃん、私のバッグに思いっきり手を突っ込んでる!!!
親子のすりでした。
逃がすまいと、速攻おばちゃんの腕をつかんで、自分の荷物を確認しました。
財布もパスポートも無事でした。
食べかけのパンやチーズやサラミ、飲みかけのジュースをバッグに無造作に突っ込んであったので^^、おばちゃんの手は財布まで到達しなかったようです。
未遂なので、これ以上おばちゃんの腕をつかんでいたら私が悪者になってしまうと思い、しぶしぶ手を離すと、二人は電車を降りていきました。
それとほぼ同時に扉は締まり、スイスに向けて電車は出発しました。
あぶなかったーーー
私、放心状態でした。
未遂とはいえ、悔しくて悔しくて、フランスもマカロンさえも大っ嫌いになりました。
てゆーか、もともと好きじゃないしっ^^
なんて思いつつ、憎々しいマカロンをほお張りました。
しばらくは心臓バクバクでしたよ。
続く