祖母はここ2~3年でずいぶんと認知機能が衰え、物忘れも激しく、頻繁に何かを探しています。
おかしいねぇ、おかしいねぇ、と言いながら。
それは目薬だったり、本だったり、手紙だったり、大抵は細々したものをいろいろと。
過去には、杖を探して歩き回っているときもありました。
だったら、もう杖がなくても良くない?と思いました^^
今では体も弱り、すっかり車椅子生活です。
家の中でも移動はすべて車椅子。
誰も手伝わないので、ちゃんと自分で動かしてます。
食卓は椅子を外してあるので、車椅子のまま席に着きます。
洗面所の電気や給湯器のスイッチは少し高い位置にあるため、車椅子に座ったままでは手が届かず、近くにある棒を使ってスイッチを押してます。
それなのに、
今日はなんと、
あろうことか
車椅子を探していました。
どこに置いてきたかわからない、て・・・
探してみたら、いつも日向ぼっこをする場所にありました。
おばあちゃん改め自称歩けない人は、車椅子に乗ると洗面所に向かい、いつものように棒でスイッチを押していました。
立って指で押せばいいのに^^
体力にしても認知機能にしても、日替わりで調子が良くなったり悪くなったり。
年齢的に、仕方ないですよね。
まぁ、車椅子をなくすほど歩けるようになってよかったです。
